ボルダリングジムでトレーニングするときのレッドポイントの仕方に意見⁉️



3級くらいのコーディネーション課題がありました。

それを何度かトライしているお客さんがいて、なかなか取れないので周りの方にアドバイスをもらっていました。


とある方が

「〇〇さん、そこだけまず練習したらどうですか?」


「いや、万が一取れたら、始めっからやっとけばよかったって思うから、もったいないじゃん!」


と言って、2.3時間トライして結局出来ずに帰って行きました。


いいんです!いいんですよ、その方はそういう考えでボルダリングトレーニングやられているので。


でも、もうは1つの考え方として、トレーニングと考えた時、自分がさらなる上達をしたいと考えた時、

偶然でもいいから

登れればオーケイ。

登れればそれでおしまいでいいじゃん!

では、上達への道のりが険しいよね、って話です。



つまり、出来ないパートを練習して出来るようになったとして、

また、始めから繋げるのは確かにしんどいです。


でも、上達に大切なことは、

その出来なかったパートが、なぜ出来るようになって、なぜ今まで出来なかったのか?

この分析が非常に大切で、


疲れ以外の原因を排除すれば、何度でもそこはこなせられるようになることか上達への一歩となるわけです。



つまり、「再現性」がないとトレーニングとは言い難い。


ボルダリング上達で大切なことは

「再現性」と言えます。


だから、トレーニングとしてのボルダリングでは、

私は全ムーブが解決するまでは、出来ないパートを練習して

その後、全繋げをやります。


もちろん、コンペとか岩場とかで、万が一でも取れたらラッキーじゃん!偶然でもいいから何としてでもこの課題、この岩登っておきたい!って時は、上のお客さんのような登りもします。



自分の中で、

「トレーニング」なのか?

「偶然でも登れればラッキー」なのか?

意識できるといいですね。









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