ボルダリング指のケア〜


1.ボルダリングを始めて指紋認証ができなくなった〜(笑)と言ってる人、ただのケア不足だから、要注意‼️


2.麻雀の盲牌ができれば、できなかった課題も登れる⁉️


1.とかいう私もボルダリング始めたての頃は、勲章みたいで自慢気に言ってました😅

もちろん、指を酷使するピアニストしかり、再生する速さ<削れる速さ  

であれば、薄くなって行くはず。しかーし、よく考えてください。人間は何故ものを滑らずに持てるのか?指紋があるおかげ!ノーマルタイヤよりスダットレスタイヤのがすべらない。つまりクライマーで指紋が薄い人は

再生する速さ>削れる速さ

にできていないケア不足なわけです。


そしてもう1つは乾燥指という理由もあります。

乾燥して、指が硬く、カサカサ、パリパリだと指紋認証されません。

チョークをつけてわざわざ汗を飛ばして乾燥させてるじゃないか!?

と言われるかもしれませんが、人間より登りがうまいであろう猿の手や猫の肉球は、カサカサ、パリパリでなく、プニプニで弾力があって柔らかいです。

つるつるの氷面でも滑りにくいスダットレスタイヤもノーマルタイヤより柔らかいために、平に見える氷面の微細な凹凸に密着させることで滑りにくいわけです。

というわけで、こんな指を目指せば、レベアッブ間違いなし!


では、どうするか?普段の指を乾燥させない。保湿ケアするして、弾力のある指にする。

ちなみに、液体チョークなんて売ってますが、昔、乾燥肌すぎて弾いて登れない人のためのヌメリックスなんて液体もあったんです。それはそれは、次に登る人にとっては、ぬるぬるになって、コンペ使用禁止!

乾燥すぎるのは大敵です。チョークをつけて、登る時に程よく乾燥してるのがベスト。

また、指がマメっぽく、かかとの角質のように硬化していると、ビニル手袋をしながら登っているようなもで、たとえば外岩なんかの微細な凹凸をビニル手袋をして感覚をつかもうとしているようなものです。


で、普段、

ハンドクリームをただ塗るだけでは、ビニール手袋にハンドクリームを塗ってると同じで、硬い角質の上にクリームをぬってもなかなか保湿されず弾力のある指にはなりません。そこで私が続けているのが、グリセリンカリ液。薬局で手に入りますが、グリセリン液と間違えやすいので注意。グリセリンカリ液ははひびやあかぎれによく使われます。これを数滴塗って、硬化した皮膚をオフさせて、一旦水で流して、それから尿素入りクリームの油分で保湿。これを3ヶ月やるだけで随分と指が変わってきます。

硬化した指皮をヤスリでオフするクライマーもいますが、皮を荒削りしてるだけですので注意です!いい皮膚までやられてしまいます。


2.硬化された指から弾力のある指になると、指先の感覚も研ぎ澄まされます。外岩クライマーには、特にケアが大事です。

麻雀で盲牌といって、指の感覚だけで微細な凹凸を読み取って絵を当てる方法がありますが、クライマーの指の感覚は岩の結晶一粒を捉えるわけですがら、極端な話、盲牌ができて当たり前!?

逆にいうと、盲牌の練習をすれば、もっともっと研ぎ澄まされた指になります。

小川山のできなかったスラブも登れるかもしれないです。スラブだけでなく、ルーフだって核心部分はミリ単位の修正をして行くわけですから、指のケア大切にしましょう。


Let's!クライミングでも、にゃんこ店長、軽やかに登ってましたもんね〜。肉球触ってみてください〜。

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