ミラノマルペンサ空港まで、フランクフルトを経由
フランクフルトの空港で歩いていると、チャリ~ン・・・と音がしたので、
足元を見てみると、床に誰かさんが落としたであろう2ユーロ(200円くらい)を発見!
「誰のかわからないし、もらっちゃえば~。」
ということで、
初日から少し、ラッキーな感じ。
でも、考えてみれば、自分たちはスイスに行くので、ユーロは使えない・・・。
(しかし、実際は、ユーロ払いもできるようです。レシートには、スイスフランとユーロの値段が書いてあったので)
その2ユーロでお水でも空港で買っておくか・・・と思っても、
500mlのお水でも3.6ユーロ(360円くらい)もする!コーラでさえ3.6ユーロ。
高い!いくら円高だっていっても、ヨーロッパは物価自体が高いのかなぁ。
空港が特別?
1時間のフライトの後、ミラノ・マルペンサに到着。
荷物が出てくるのを待って、カートを持ってこようとすると、
カートが無料でなくて、2ユーロもする!
そういえば、欧米はカート有料が多いんだった・・・
というわけで、羽田で変えたスイスフランしか持っていなかったので、
フランクフルトで拾った2ユーロがちょうど役に立った。
そこで頭に浮かんだのは、
「これから、イタリアの高速に乗ってスイスに行くから、国境までは高速代、ユーロ払いだよね・・・?
カード使えないかもしれないから、いくらか、両替しておいた方はいいかもね。」
ということで、
インフォメーションでいくらくらい?かかるか聞いたら、
10ユーロもあれば余裕なんて回答だったので
3000円くらい変えておけば、いいか~
なんて、両替所に言ったら、
小さいお金はレートが悪いよ、それでもいいのか?
みたいなこと、両替所のおばちゃんに言われて、
ん?じゃ1万変えるよ。
1万でも同じだ。
んん?よくわからん・・・・
いいよ、1万で・・・(帰りに余ったらミラノ、お土産でも買うよ)
と思ったら、本当にレートが悪くて
1ユーロ190円くらいもしてしまった・・・・
というわけで、1万変えて手元に60ユーロほど・・・。
ああ、羽田で少しユーロを変えておけばよかった・・・
しかも、行ってみれば、
スイスまでの高速代は2.1ユーロ。安い!なーんだ・・・。
往復でも5ユーロしないほどでした。
しかも、日本の高速と違って、クレジットカード払い専用レーンなんてのも、ありました。
(たぶん、左がECTみたいな?Carteがクレジット、右が現金レーン)
マルペンサ空港では、car-hireというがレンタカーのこと。
ハイヤーって言われると、日本だとイメージが違うので、間違えそうですが・・・。
エレベーターで地下に行くとあります。
今回私たちのもとにやってきたのは、Panda。
知ってる人もいるかもしれませんが・・・
で、格安に借りれます。
今回私たちは、9日間で保険込2万円。しかも、ガソリン空返しOK。でした。
ただし、レンタカー会社や車種は選べません。大きさだけ選べます。
Joseのアドバイスもあって、いつ大雪がふるかわからないので、
チェーンも借りておく。9日間で60ユーロ。
そして、出発前に自前の地図をiphoneのグーグルアップで作成。
この地図で注意するのが
高速の途中の出入り口や、縮尺の距離、高速って○○方向ってよく出てくるので、
地図外の大きい街のチェック、電車でいうところの終点のチェックみたいなもの。
これらををチェックして準備OK!
ガソリン空返しということは、もともともガソリンが入っていないので、
さっそくガソリンスタンドへ。
旦那様がガソリン口の左右をを間違えて、Uターンしようとするが、
あれ?戻ってこない?
「なにやってんの~?」
「いや、この車、バックギアが入らないんだよ!壊れてるよ!」
「え~!!」
とりあえず、ガソリンスタンドのお兄ちゃんをよんで、
ジモティーならわかるだろと思っていたら、
「あれ、バックギアが入らないなぁ・・・おーい、ちょっと来てくれ(イタリア語)」
どんどん、スタッフを呼んできて
みんなで、奮闘・・・。
「ああ、これからまた、空港に戻って、車交換するのかなぁ・・・?」
なんて、最悪の事態を考えていたら、
一人のスタッフが、バックさせてガソリン口へ!
みんなで
「どうやったんだ!?どうやったんだ!?」
「ああ、ここのリングを引っ張りながらバックギア入れるんだよ。」
これ~!
ようやく、ガソリンを入れることができたけれど、
ジモティーもあまり知らないこのシステムを、
今、このガソリンスタンドで、わかっておいて本当よかったぁ・・・。
このまま、岩場に行ったら、ずっと、バックできないで困り果てただろうな・・・。
というわけで、ヨーロッパではこんな車もあるかもしれませんので、ご注意です。
ちなみに、欧米の多くのガソリンスタンドはセルフです。
ガソリンの種類を選んで入れてから、
あとで、オフィスにいれたガソリン機の番号を言って支払います。
もしくは、お金を先に機械に入れるタイプもあって、
お釣りをオフィスに取りに行ったり。
これをしらないと、お釣りが出ないと思って損します・・・。
まあ、クレジットで入れるのが一番便利。
レギュラーは、Senza Piombo (無鉛ガソリン)の緑のホース。
ガソリンと似ているからと言ってGasolioを選んでしまうと、こちらは軽油なので注意です。
イタリア近くのスイスもイタリア語らしく、
イタリア語表記になっていたので、緑のホースで大丈夫。
高速は日本と同じで、緑の看板。一般道は青色です。
「速度表示がないから、いったい何キロで走っていいかわかんねぇ。」
と旦那さま
いやいや、日本のように横じゃなくて、ほら、上に書いてあるよ。
スイスの国境まで1時間かからない。
まっすぐな道が急にカーブになって、急に渋滞。
国境だ。
国境は、普通のパーキングみたいな感じ。
「こっちへこい。」
とポリスに言われて、パスポートと
「35ユーロ」
と言われて、何のお金かわからず、とりあえず、あのレートの悪かったユーロの現金を出す。
「とりあえず、1万両替して役に立ったね・・・。カード使えるのか、わかんない感じだし?」
シールを張られて、はい、終わり。
後から知ったのでけど、どうやら、スイスの高速の年間フリーパスのシールらしい。
このおかげでスイスの高速は無料。
料金所もなく乗り放題。
さて、スイスの高速の途中、Granciaという街。
コモ湖を横切る大きい橋を渡って、トンネルを抜けるとすぐ
ショッピングモールが見えます。
そこに、
という、スポーツショップの看板が目につきます。
事前に場所を調べておいたので、ここで、いろいろチェック&昼休みをすることに。
すこし通りすぎた50番の出口をでて、下道をUターンしていく。
そこは、スーパーのCOOPや日本でもおなじみのIKEAもあって、
かなり大きいモール。
Specialistは一番南側の2階にある。
お店自体は、総合スポーツショップな感じ。
お店の奥には、クライミングコーナーも。
万が一チョーク、テーピングがなくなっても
ここは、Bellinzonaから、高速で30分のところ。
レスト日に買いに行けますよ。
やっぱり、トポもクレシアーノだけ、ない~!
フランスのブローのトポは売ってるのに・・・。地元がないとは!
マットやギアも売ってます!
そして、私が一番探していたもの・・・
それは、キャンピングガス!
以前、アメリカのビショップに行ったとき、
ホッカイロ10枚貼ってても足りないくらい寒くて寒くて死にそうだったので、
どうしても、ヒーターがほしい!と思って、今回日本から持ってきた。
私が持っているのは、
ユニフレームのカセットガス用ヒーター。
日本で誰かのブログを調べていると、
スイスへ留学した日本人が、
カセットガスのコンロをつかって、みんなでお鍋した
なんてのを発見したので、
絶対、カセットガスは売っていると確信していた。
調べてみると、どこかのサイトで、ヨーロッパに売っている青色のカセットガスを発見!
というわけで、店員さんに聞いてみるが、
コールマンのガスやヨーロッパ独特のキャンピングガス(ぶちっと差し込むタイプ)を勧められたりと
カセットガスは、見たことない様子・・・。
あれ~?
ここのオンラインショップのサイトでカセットガス売ってるの見た気がしたのになぁ・・・と思いながら
わざわざスタッフルームまで連れていってくれて、インターネットで
日本のイワタニのカットガスの画像を見せても知らない様子・・・。
残念・・・。
お昼休みに1階の食堂へ。
システムがよくわからなかったが、周りを見ていると、バイキング形式。
というわけで、好きなものをとって、お会計にいくと
重さを図られて、13ユーロ。
重さだったのね~。
デザートおいしそう♪
おなかを満たしたところで、1階のホームセンターだけよって帰ることに。
カッセトガスって日本だとホームセンターに売ってるから、ここにもないかなぁ・・・・
ないなぁ。
と、あきらめかけていたら、旦那さまが動物的直観が働いたようで
「あったよ!」
「ほんと!!?」
下にあるタンク型のものはヨーロッパ独特のブチっと差し込むタイプ
ガズの差し込み口も日本と同じ。
メーカーによって、若干違ったら?と思ったので、生産国を見てみてると
Made in korea
日本のカセットガスも多くはMade in Korea
これは、ばっちりだ~!(でも、メーカーの保証はないので、自己責任で使ってくださいね)
ただ、一本5.5ユーロ(550円くらい)高い!!
何本買おうか迷って、再び買い出しここまでくる時間ももったいないことも考えて大目に4本買う。
(実際は、今回暖かくて2本しか使わなかったです(^_^;))
とりあえず、日本から持ってきたかいがあった。
きっと、ネットでみたのは、
こっちのホームセンターのオンラインショップだったのかも・・・!
そして、宿泊地のBellinzonaへ。
ここは、世界遺産のお城がでーん!と、街の中心にある、きれいな街。
駅もあって、レストランもあって、スーパーもある。
ちなみに、クレシアーノやキロニコの村はスーパーはない。
スーパーはここのBellinzonaが一番近いと思われます。
岩場まで30分ほど。
Bellinzonaには、ライブカメラもあって、
出発前に、この付近の天気など雪の状態などチェックできます。
というわけで、とりあえずホテルへ。
今回ホテルは、
でとりました。
expediaなどは、結構観光地が多いですが、
このサイトは、小さい町まで、結構網羅してます。
もちろん、スーパーのないクレシアーノみたいな小さい村でも、民宿が一軒あるのですが
それもヒットします。
ホテルだけでなく、アパート(たぶん誰かの別荘を貸し出すタイプ)
検索できるので
宿泊探しには長期ツアーに方にも、便利なサイトかもしれません。
さて、ホテルに荷物を置いて岩場へ向かいます!