オーストラリアから帰ってきました!

いやー、帰ってきて、
なんとも悔しい思いがひきずって、ひきずって・・・!

世界で最難のV16といわれる wheel of lifeのある岩に行き、
そして、その中間パーツのsleepy hollowというV12の課題を
トライしてきました。
課題としては、途中のガバでゴールになっている
微妙な課題ですが
有名な課題ですし、何より、得意系なので登れそう!と思ってトライしました。


タイムリミットは3日間。

V12なんて、カランバと同じグレード。
しかも、傾斜も25手という手数の長さもカランバとにてる。

カランバは半年かかったのに、たった、3日でできるのか!

でも、私の大好きな砂岩ってこともあり、
どんどんムーブがつながって・・・・!

トライの様子を動画にしてみました。



というわけで、あとほんの3手くらいでゴールだったんですが・・・
レストも1日しかせず、筋肉痛と闘いながら、
朝から日が暮れるまでトライはしたものの、
日数がもう少しあれば・・・と
悔しくて悔しくて仕方ないです。

仮にもV12ですもんね・・・。3日で登ろうなんて・・・。
でも、登れた課題だったなァ。
途中で終わるのでかっこいい課題ではないけれど、
はっきりいって、3日間ウォームアップも含めてこの課題しか触ってないので
なんとしても登りたかった!

ダメだったときは、
きっと、もっとほかにいいことが起きるはずだと信じて
後ろを振り向かないようにします。


さて、グランピアンズはとても、広大ですばらしいところでした!

アプローチの入り口。
アプローチは山道を30分歩いていきます。
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結構きついんです。
フエコみたいな雰囲気なんですが、
フエコと違って、一般のハイキングの方は誰もボルダリングについて知らない・・・
というか、地元のクライマーがまったくいないんです。
みんな私のような外人ばかり。
オーストラリアのクライマーはどこに登りに行ってるのやら?
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これが、wheel of lifeのある岩。
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なかはでっかいルーフになっているんです。
このルーフの入り口から出口にかけて、
奇跡的にひとつのラインだけが登れるようになっています。
それが、wheel of life。
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岩の端っこにぶら下がってみます。
岩が赤くて、オーストラリア!って感じがします。
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ここが、sleepy hollowのパート。
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この岩からさらに100mくらい行くともう、山の頂上なんです。
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周りは、砂漠の中のオアシスのよう。
中国のトルファンににてます。
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すぐ下にはキンダーガーデンというエリアがあります。
ただし、絶壁を降りていった断崖の途中にあるボルダーなんです。
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世界で最もかっこいい岩のひとつ、
アンマガンマ V13
相棒が登ってしまいました。
本当にかっこいい岩!
登れる岩を登るより、いかにかっこいい岩を登るか・・・・。
それが今後の課題。
かっこよくて、登れそうな岩に出会えたらな。
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アンマガンマは、別の山にあって、
アプローチも50分くらいかかる。
その途中になんとも不思議な鳥の形の岩を発見!
自然の造型ってすごいですね!
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遠くですが、野生のカンガルーにも遭遇。
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ずいぶん悔しい思いもしたけれど、
実りのあるオーストラリアでした。
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この下にカンガルーが二匹いるんです!