いよいよ、虫のマントルの右手が5割くらい返せたところで、
いまわしの左足がスリップして
リップ4メートルくらいの高さから
ギャー!
といいながら腰落ちしてしまった…。
いままで思い切って突っ込めなかった分がんばっれたうれしさ反面、
高いところから変な落ち方をしたトラウマが
付いて回る羽目になった。
二日トライして、
二日目はヨレてだめだめだったが、
一日目はほぼ全トライ、マントルの体制まではいくものの、
左足が、足の親指のサイドにしか乗らず
体がひきあがらない…。
親指の腹に乗ればなんとかうまくマントルを返せそうなのに…。
もっと足が長ければ!
とか、悔しくてリーチのせいにしだしたり、
マントルは2級なんだから、
登れて当然のグレードだからできないはずないんだよ。
と人に言われると、できないはずのないグレードが登れない自分に
いらいらしてきて…
だってできないんだもん!しようがないし!
2級だってランジの2級とかでしないし!
とか、できないことを正当化しようとしだす自分がいて
なんだか悔しくて涙がでてきて
岩場から帰ったら久しぶりに
ヒクヒクと泣いてしまった…。
もっと楽しめて登れたらいいのに、
出来るはずの課題と
出来ない自分に
悔しくて悔しくてどうしようもなかった。