音楽に国境はない?! | 子供のやる気、自信に繋がる♪明るく楽しいピアノ教室 つきみ野 下鶴間 ピアノ教室

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大和市つきみ野、下鶴間にあるピアノ教室です。
お子さまの音楽的な自立を目指して、基礎からきっちり教育をしています。年に2回の発表会で、お子さまの自信を育み、『ピアノが弾けて楽しい!』気持ちを応援します。お問い合わせ:070-3851-5821 nonishi.sanjose@gmail.com

●音楽に国境はない?!

 

こんにちは、大西 望です。

 

現在、

 

第17回チャイコフスキー国際コンクールが
 

開催されています。

19歳の時に初めて訪れた海外旅行が、
 

この、ロシアで行われている
 

チャイコフスキー国際コンクールを
 

観に行ったことでした。🇷🇺

 


その時の私は、
 

まさか、
 

このような戦時中下で
 

国際コンクールが開催されるなど、
 

想像もしていませんでした。😢


訪れた当時はまだ、

 

少しだけ
 

ペレストロイカの影響が残っており、
 

赤の広場などを見学に行くと、
 

銃を持った兵士が警備をしていて、
 

物々しい雰囲気も感じたのですが、
 

観光地としてキレイに整備されており、
 

戦争は過去の記憶としての
 

認識でした。

 


今回、

 

ピアノ部門では2名の日本人が
 

エントリーしております。

 

残念ながら、

 

お二人とも2次予選で

 

敗退してしまったのですが、

 

この混沌とした状況下で、

 

よく決断されたことと思います。

 


先程まで、

 

黒岩航紀さんの
 

第1次予選の演奏を聴いていました。
 

彼の演奏からは、
 

相当な覚悟が感じられました。
 

3時間10分頃より。↑


また、
 

もう一人のコンテスタントの
 

田所マルセルさんは、
 

ツイッターにて、
 

下記のような現在の想いを、
 

載せてくださっていました。
 

(引用させていただきました。)
 

コンクール中に、
 

このような長文のメッセージ。。
 

よほどのお気持ちがないと
 

書けないでしょう。

 


2人の日本人ピアニストには、
 

本当に頭が下がります。
 

今回ばかりは、

 

受けたくてたまらなかった

 

若い才能溢れる

 

ピアニストの方々の中で、

 

断念された人もいらしたと思うので、

 

個人的には

 

葛藤も大きいです、、。

 

 

このような混乱した状況を
 

気にすることなく、
 

純粋に音楽と向き合っている
 

若者に対して、
 

等しくチャンスが与えられる、
 

安心した世の中になりますように、

 

世界平和と、

 

世界調和を祈るばかりです。🌍️

 


◎田所光之マルセルさんの
ツイッターより
引用させていただきました。↓

@marcel_tadokoro
この度は日本をはじめ、

遠く離れた世界の各地から応援していただき、

そして数々のメッセージをいただき、

心から感謝申し上げます。
 

戦時中の国であるロシアで開催された

チャイコフスキーコンクールに

出場したことに際して、

少しだけ私からの

個人的な想いを書かせていただきたく存じます。

私は戦争を知りません。

私は祖父母など人伝にしか戦争の話を知りません。
しかしこの世には、

まだ争いをしている国や民族はたくさんあります。

そんな中、

幸いなことに私は音楽家として、

手に武器ではなく、

楽器を持って活動することが出来ています。

これはとても幸せなことだと思います。
 

その私ができることは何か。

元々は敵対していた、

日本とフランスという2つの異なった国に

ルーツを持つ私は、

特に何度も考えを巡らせることがあります。

両親の祖父母からは、

戦時中の体験や、

国家観に関する話もよく聞きましたが、

フランス人の母方の祖父母からは、

敵国である日本についての恨みも

聞いたことがあります。

 

これまで私は、

数多くの素晴らしい芸術や文化に触れ、

心から感動する体験をしてきました。

それらは日本やフランスのものもあれば、

そうでないものもありました。

感動に国境はなかったのです。

そしてその芸術や文化に感動することで、

それらを生んだ尊い国や民族も

愛おしくなったのです。


今、私にできることは何か。

それは音楽を奏でることに他なりません。

素晴らしい芸術は素晴らしいのです。

どんな国のものでも。

芸術に国境はないのです。

今回セミファイナルでは、

敢えて作曲家としてあまり知られていない

スヴェトラーノフの前奏曲から

2曲を選びました。

その2曲目の第9番は、

”Vesnianky”という、

春を呼ぶウクライナの儀式で踊られる

踊りとして書かれています。

そして最後に、

スヴェトラーノフの作品と関連する形で、

フランスのシャンソン歌手、

シャルル・トレネの「4月のパリで」

という作品を演奏いたしました。

 

コロナや戦争など、

毎日暗いニュースが続く中で、

いつか私たちにも春が来ることを願い、

この曲を選びました。
 

戦争をしている国や周りの国に、

恨み辛みが渦巻いている中で、

コンクールという場や結果に関係なく、

一つの舞台として

このプログラムを演奏できたことを

誇りに思います。
この場を持ちまして、

重ねてみなさまへ感謝申し上げます。

 

 
コンクール最中の
 
極限状態の中、
 
このような文章を書くなんて
 
なかなかできないことです。
 
 

音楽は本当に

 

国境を超えます。

 

学生時代、

 

ドイツのセミナーを

 

受講したときのこと。

 

作曲者に想いを馳せながら、

 

異国の文化を学び、

 

言語を学び、

 

歴史を学び、

 

心を込めて演奏したところ、

 

私は全くドイツ語を話せないのですが、

 

一生懸命、

 

語りかけてくれたり、

 

お手紙を書いてくださったり

 

していただいた経験があります。

 

音楽家に対する

 

リスペクトが高い国なのだ。と、

 

実感した出来事でした。

 

 

世界平和のカギは

 

音楽かも知れない?!

 

世界を身近に感じられる

 

クラシック音楽を

 

学ばせていただいていることに、

 

感謝の日々です。

 

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