伊豆大島でくさや作り | 料理研究家 沙希穂波のHEARTFUL KITCHEN

料理研究家の沙希穂波です。

 

3日の夜から夜行船に乗り、伊豆大島へ行って来ました!

 

早朝6時ごろに大島に到着して、朝食をすませてまずは裏砂漠へ。

 

 

黒い火山岩(スコリア)で覆われた裏砂漠はいつ来てもその存在感に圧倒されます。

 

そして、今回の大島での一番の目的!

伊豆諸島の特産品くさやづくり。

 

 

300年続く秘伝の漬けだれをテイスティング。

指にちょっとだけタレをつけて口に運べば、香りから受ける印象とは別の味わいが口いっぱいに広がり、その存在感に圧倒されます。そして、後から押し寄せてくるまろやかすぎるアミノ酸にびっくり。

 

衝撃を受けた、貴重な体験でした。

 

 

 

青むろあじを開きにして・・・・。

 

 

3度水にくぐらせて血合い等を取り除き、

 

 

水気をしっかりと切ったら、漬けだれの中へ。

 

 

1日タレに漬け込んだ後、干すとくさやの完成です。

生産者さんから話を伺い、一連の流れを体験すると、この食材と自然が一体化して生まれた味は本当に神秘的で、感動の一言でした。

 

今回作ったくさやは数週間後に届きます。

 

以下、写真はおまけ!

 

 

行きの船ではお決まりの宴会!

 

 

昼食には700gの伊勢海老をお刺身でいただきました!