今日はマラッカ市内観光からスタート！
1511年にポルトガルの総督によって建てられたサンチャゴ砦、1849年にフランシスコザビエルの功績をたたえて建てられたフランシスコザビエル協会、セントポールの丘にあるセントポール協会跡、キリスト協会、スタダイズなどを観光した後、トライショーと呼ばれる自転車タクシーに乗り、マラッカ市内を風に吹かれながらまわります。
色鮮やかな花（造花）で飾られ、他に、電飾が付けてあったり、音楽が流れたりと運転手の趣味によって飾られたトライショーはどれも違ったデザインで見ているだけでもおもしろい。
ちなみに、私のトライショーの運転手さんは自称岡村隆史似のおじさん！
そんな岡村おじさんのトライショーに乗って30分程、マラッカ市内をゆらゆらとのんびりお散歩。
ヨーロッパの影響を受けた街並みはどこかかわいらしく、ノスタルジックで本当に素敵！
途中、チェンフーテン（青雲亭）寺院で下車
ここは1646年に建てられたマレーシア最古の寺院です。
せっかくなのでみんなで願い事を・・・・。
トライショーの後はジョンカーストリートとハーモニーストリートを散策。
ここでの最大の目的はニョニャ料理を盛り付けるのに欠かせないプラナカン食器を購入すること。エメラルドやピンクなどのパステルカラーを用いたプラナカン食器はとても美しい。今では日常的に使用するというよりも、骨董品の位置づけになっているとか・・・・。
私も、以前から欲しかった重箱形のものと茶器を購入しました。
これで今年のおせち料理はばっちり！！
（以下 月刊ウェブマガジン M-style より抜粋）
プラナカンとは中国から渡ってきた男性と地元女性との間に生まれた子孫のことです。彼らはそれぞれの文化を巧みに使い分け、さらにはヨーロッパの文化をも取り入れることで、洗練された独自のプラナカン文化を築き上げてきました。その特徴として、言葉や衣装など日常生活にはマレー文化が色濃く反映しているものの、儀礼などには中国式の風習が守られてきたことが挙げられます。そんなプラナカンの世界がよく表わされているのが、彼らの愛用した衣装や食器です。モチーフに多用されているのは中国の縁起物が中心。鳳凰＝平和・繁栄、牡丹＝富貴、蓮＝子孫繁栄などの意味が込められています。その反面、色使いはパステル調のピンク、ミントグリーン、イエローなどの南国らしい明るいカラーが取り入れられ、純粋に中国式でもマレー式でもない、独自のプラナカン様式を生み出しています。カラフルな食器は中国・景徳鎮へオーダーして運んできたといい、美しい刺繍をあしらった女性の衣装（クバヤ）はポルトガルからインドネシアへ伝わったデザインを取り入れたものだといいますから、プラナカンの人々のこだわりと財力がよく分かります。それだけに、年月を経た今日でも色あせない魅力を放っているのです。
昼食は地元でも有名な「GI KIAT HUAY」でラクサとナシレマ。
マラッカの国民食ラクサはココナッツミルク風味のカレー麺のこと。香辛料やハーブがココナッツミルクでまろやかに調和された癖になるカレー麺。こんな屋台が近くにあったら毎日通うのになぁ・・・なんて食べる度にいつも思います。笑
ナシレマ
これはマラッカの朝食の定番メニュー。
ココナッツミルクで炊いたごはんに鶏肉の煮込み、小魚、ピーナツ、茹で卵などのトッピングを添えた一品で、これもラクサ同様、癖になるおいしさ。参加者さん達にはラクサよりもナシレマの方が人気のようでした。
以前、おいしいナシレマを作りたい・・・とチャレンジしていたことがあったのですが、出来がイマイチで一度挫折。でも、帰国したらもう一度チャレンジしてみようと思っています。
食後のデザートは昨日の夕食にも食べたニョニャチェンドル
今日のものはドリアン入りです。
お店が違うと同じメニューでも当然味付けなどが違うので食べ比べはとても楽しい！
おいしい昼食の後はマラッカタワーとお土産屋さんに寄ってシンガポールへと戻ります！