今日の横浜は、朝から霧雨が降っています。
部屋に置いているアジアンタムです。繊細でふんわりした雰囲気が好きです。
なかなか記事の更新をしなくて、ごめんなさい。
私は車の運転をしないので、移動は電車やバスが基本なのですが、時々こんな光景に出会います。
席を譲ろうと席を立った方が、相手の思いがけない拒絶に、ばつが悪そうに去って行く姿です。
新聞の投書欄でも、譲る人の後味の悪さ、譲られた人の戸惑いの声を目にすることがあります。
好意を無にされたと感じたら悲しいですね。勇気を振り絞って行動したなら尚更かもしれません。
思いやりや好意は、温かい気持ちですね。ただ相手がそれを必要としているかどうかは、また別です。
私たちは相手の外見から勝手に自分の持っている基準に当てはめたり、気持ちを想像します。
年輩だから立っているのは辛いはず・・・
その想像がはずれた時や、その決めつけが相手を傷つけた時に、嫌な思いをするのではないでしょうか。
気持ちを伝え合うことを大切にしたいなぁ、と思います。
席を譲る時、私は座ったまま声をかけることにしています。
「座りませんか?」
いいと言われたら、もう一度だけお聞きします。
「よかったら代わりますよ」
遠慮されている方も二度目には受けて下さるし、必要のない方はそう伝えて下さいます。遠慮ではなく必要ではないとわかれば、安心して座っていられます。
まず声をかけませんか。
尋ねたら、どうしてほしいかをきっと伝えて下さいます。
自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを尋ねる。
伝え合わなければ、わかり合うこともできないのです。
声をかけるのは苦手ですか?
あなたの心に尋ねてみて下さい。何か不安がありそうなら、どうぞ無視しないであげて下さいね。