「受験という無法地帯」
ポリコレの時代でございます。ハラスメントは不適切にもほどがあるということは常識になっています。
でも、ポリコレ完全無視の無法地帯がこの日本に存在します。
一部の学習塾です。
ある学習塾では、大勢のクラスメートの前で成績の悪い小学生生徒に説教し、
校長が成果の出せない(有名校への合格者が少ない)先生を小学生生徒の前で罵倒し、
別の学習塾では、テストを配る際に、「このテストで80点以上取れないものは人間のクズだ」と小学生生徒たちに言い、
自傷行為をしている小学生生徒を心配する親に対し、教員が「そんなものは通過儀礼なので、気にすることはありません。今まで通り勉強させてください」と親を指導する学習塾もあった・・・という話を聞きました。
異常です。
社会はポリコレなのに塾は無法地帯というダブルバインドに都市部の小学生が晒されているとすると、それは、とても怖いことだと思います。そして、オンラインで、その魔の手は、地方にまで広がるかもしれません。
そんなことをしていたら、学力はついても自己を失うでしょう。求められる成果をあげられない子供は、絶望します・・・その他の可能性を試さないままに。
自我がまだ確立していない子供達に、偏った価値観を植え付けるのはどうかと思います。
僕は、ここで挙げた一部の学習塾の先生の価値観・世界観は、全く賛同できません。
子供時代は、いろいろな価値観があり得ることを知ることが大切なのではないかと思います。
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