「減りながら成長する」 

最新の日本の人口12,541万人、30年後の2053年は9,924万人。

30年で人口は、9924/12541x100-100=-21%となります。 

 

一方、生産人口を見てみると・・・

2023年2月1日時点の生産年齢人口は7400万人(概算値)。総人口に占める割合は59.4%。

 

総人口は53年に1億人を割り込む。このときの生産年齢人口の割合は51.6%。生産年齢人口は5121万人(向後による計算)。総人口に対する生産人口の割合は、30年で、7.8%減少することになります。

 

ここでちょっと考えてみました。

今の生活を維持する=今の一人当たりのGDPを維持するとすると、59.4÷51.6x100=115%・・・つまり30年で15%生産性を上げればいいのかな?

 

全体のGDPは、15%-21%=-6% つまり人口が減っても、30年間でGDPが-6%以下に収めることができれば、今の生活が維持できるはず。

 

30年間で15%生産性を上げればいいのだから、全体として1年間に0.5%づつ生産性を上げていけばいいはずなのだけど、生産しない人たちが増えるので、「生産する世代」の生産性は、1年間に1.1%増やしていかなければならないかな?これ、結構大変かも。

 

今は生産していない高齢者も生産活動に従事しなければならないし、女性の労働力は、今よりももっともっと必要になるでしょう。

 

そして、ブルシットジョブズの徹底削減でしょうね。印鑑廃止とか長時間会議禁止とか稟議効率化とか管理職削減とか・・・。

 

かつて、高度成長期に池田勇人首相が「所得倍増計画」をぶち上げましたが、これからは、「生産性年間1%増計画」をぶち上げる政治家が出てくるかな?

 

僕の計算、あっているでしょうか?

 

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC192220Z10C23A3000000/?fbclid=IwAR1YCczYPCAcCqO736H8PqAdeQ5EIFXjmK49Ekh2QnDKyBeiFr915v25tK8

 

 

 

 

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