第5266回「65歳から」
0ー25歳、工学の大学院を修了するまでが、四住期で言うところの「学生期(がくしょうき)」でしたね。あんまり真面目な学生じゃなかったけど・・・。
25−40歳が、次のステージでした。25歳で石油会社に入って退職する40歳までは、四住期から外れます。言ってみれば、「従属期」ですね。エンジニアをやっていて、自分自身を会社に合わせようとして、どうも無理だと悟る期間でした。合わせるのが無理ならば自分の思い通りにやり始めたら、逆に評価してくれる人が出てきました。僕はラッキーだったです。
しかし、それと同時に次のステップのための行動を起こし始めていました。心理学の勉強会とかワークショップに参加し始めたのは、29歳あたりです。そして、そっちの方の興味が高まり、40歳の誕生月に石油会社を退職し、アメリカに留学しました。
40歳から65歳は、その次の期間です。言ってみれば、「独自期」かな?自分の思いを試す時期かな?石油会社を退職した後、アメリカ留学期間は4年半。日本に帰ってきたのが44歳です。日本に帰ってきた後は、カウンセリング中心の生活です。大学や大学院でも教えると言うことがありましたが、ハーフタイムから非常勤です。カウンセリングがあるので、フルタイムは無理ですのでお断りしました。それより、完全に民間で、個人セラピーを中心とした医療とは連携するけど独立した施設を作るのが、当初からの目標でした。最初は友人たちと、その後は個人でカウンセリングを始め、ある商社さんの援助でフレッテという施設を立ち上げ、それがやがて、今のハートコンシェルジュ(株)になりました。浮き草のような状態から、なんとか安定することができました。
さて、65歳から何をしましょうかね?
とりあえず、何年か前から、大学・大学院関係の仕事からは撤退し、この3月で全くなくなりました。これからは、別な形でアウトプットしていこうかな・・・と思っています。僕が現場で気づいたことや、それをきっかけとして考えてきたことを、皆さんにお伝えしていく期にしようかな・・・なんて考えています。お伝えすることを、利用しようが利用しまいが、賛同しようが反対しようが、どうでもいいんです。皆さんが利用できそうだなと言うことが少しでもあれば、僕は嬉しいです。そして、それで稼ごうとは思いません。僕が思いついたことぐらいは、無料でお伝えしようと思っています。
その試みの一つが、無料オンライン「酔いどれカウンセリングセミナー」です。今週はお休みしますが、基本、毎週金曜日にやっています。ネタがなくなってきたら、1ヶ月に1度ぐらいになるかもしれませんが、できるだけ続けていこうと思います。
「酔いどれカウンセリングセミナー」のポリシーは;
・対等性:ファシリテーターも参加者も全くの対等です。どんどん思いつきを提案していただきたいと思います。
・多様性:ファシリテーターの講義への反論もOKです。ファシリテーターが偉そうに、「そんな意見は10年早い」「もっと勉強しろ」みたいなことは言いません。
・不確実性への耐性:簡単に結論づけられることなんて、早々あるものではありません。結論がつかないものについては、結論を保留することを推奨しています。
です。
と、言うわけで、65歳以降は、「アウトプット期」かな?未練もないので、全部吐き出し、評価は後世に委ねるって感じかなって思っています。
<日本トランスパーソナル学会 大会のご案内>
10月23日、日本トランスパーソナル学会 大会があります。私もシンポジストとして登壇します(汗)。
<対面カウンセリング>
対面カウンセリングの際は、
・マスクに着用をお願いします。お持ちでない場合は、受付よりお渡しします。
・カウンセラーもマスクを着用して、セッションを行います。
・セッション前に、体調や渡航歴などについて、簡単な問診票に記入をお願いします。
・飛沫防止対策をしております。
・セッション中でも、必要に応じ換気をさせていただきます。
<オンラインカウンセリング>
電話・Skype・ZOOMによるカウンセリングも行なっております。ご活用ください。
オンライン 無料カウンセリングセミナーはじめました。
次回は、8月26日(金)20時から。
過去の動画は、こちらからどうぞ↓ YouTube チャンネル 酔いどれカウンセリングセミナー
動画↓は、第57回の様子です。
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