第4301回「CIISで受けたような授業を日本へ」


20年前に、「(留学先だった)CIISで受けたような授業を日本でやってみたい」と、思いました。ただ単に「カウンセリングや臨床心理学を教える」と言うだけだったら、当時も今も全く興味はありません。


もっとライブな授業じゃないとね・・・。

 

僕は小学校時代から、どうも授業をちゃんと聞けなかったんですね。もぞもぞもじもじして、騒いで怒られて・・・ってな感じでした。

 

高校の時に、あっ、面白いって思う授業がありました。例えば数学の授業です。先生が、「私には数学(と車)しかありません」と言う感じの先生だから、数学が好きで好きで仕方がないと言う感じが伝わってきたんですよね。

 

あとは、工学の大学院にいっていた時の研究は、真剣勝負だったなと思います。

 

それ以外は、ほぼ寝ていました。小学校の時には、寝ないときは廊下に立っているってな状態でしたが・・・。

 

CIISの授業は面白かったですね。先生はほとんどテキストの説明なんかしないのです。学生がテキストを読んできていることが前提で、いきなりディスカッションが始まるんですね。それがすごい迫力で・・・。最初は圧倒されて、何も話せなかったのだけど、ディスカッションに参加できるようになったら、面白い!突飛な意見も歓迎される。間違ったってへっちゃら・・・って言う雰囲気が良かったですね。間違ったこと言っても、誰も間違いを責めないし、間違いから新たな発見があるみたいな雰囲気もありました。

心理学は、100%の正解なんてない世界ですからね。そう言う授業がよりやりやすいのかもしれません。

 

先生たちもエネルギッシュで嬉しそうに授業をしていました。R・D・レインが、大きな大会で会場からでた(紋切り型で実に面白くない)質問をバッサリ一刀両断する動画を「Show time!」と言って嬉しそうに紹介したミルドレッド・デュビツキー、おっかなかったけど、頑張っていれば心から励ましてくれたジュディー・ヘス、私自己心理学(とヤンキースとポルシェのコンバーチブル)命ですみたいな、マイケル・カーン。彼らはみんな実際にクライアントを持って年間千数百件のセッションをこなしているし、彼らの話にリアリティーがあったんです。あの感動を伝えたいって気持ちが、当時学生だった僕の中に湧き起こりましたねぇ。そんな気持ちになるなんて、想像もしていなかったのだけど・・・。

先のことはわかんないものですね。

 

 

 

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