第3742回「「シネマと書店とスタジアム」 沢木耕太郎著 新潮文庫」

 

「シネマと書店とスタジアム」 沢木耕太郎著 新潮文庫
映画と本とスポーツについて、さすがって感じの切れ味鋭いエッセー集。この本は危険です。映画を見たくなるし、読みたい本のリストが増える。
 

「設定はあくまでも月並みである。だが、その鮮やかなラストが一気に世界を輝かせることになる。最後に殺される者の皮肉な哄笑と共に。」なんて書かれると、その映画「ブラッド・シンプル ザ・スリラー」を観たくなっちゃうじゃないですか!?

 

読みたくなった本は、
三遊亭円之助著「はなしか稼業」
デヴィッド・ハルバースタム著「男たちの大リーグ」
池宮彰一郎著「四十七人目の浪士」
ローレンス・ブロック著「倒錯の舞踏」
・・・沢木さんは、お勧め上手だなぁ・・。

 

スポーツは、長野オリンピックと日韓共同開催のFIFAワールドカップについて。
長野オリンピック女子フィギュアのミッシェル・クワンとタラ・リピンスキーの戦いは、よく覚えています。ミッシェル・クワンがジャンプを成功させて、白鳥のようにふわりと舞い降りたとき、僕は、彼女の優勝は間違いないと確信しました。あまりに美しかったからです。しかし、そのあと、完璧な演技をしたタラ・リピンスキーにミッシェルは逆転され敗れます。タラは素晴らしかったけれど、僕には、ミッシェルに勝ったとはとても思えなかったのです。沢木耕太郎さんは、その僕の疑問に答えてくれます。ミッシェルは、次のソルトレイクシティオリンピックにも出場しますが、銅メダルに終わります。ピークとチャンスがピタリと一致するのは人生に一度しかないのかもしれませんね。それをモノにできるかできないのかは、運なのかな。でも、中には、ピークを過ぎてチャンスをモノにする人たちがいます。六度目の首位打者を獲得した長嶋茂雄もキンシャサの奇跡でジョージ・フォアマンを破って王座に返り咲いたモハメッド・アリも、そういう天才の中の天才なのかもしれません。

 

#それにしても、日韓ワールドカップの頃、日本と韓国は、仲よかったですよね。韓流ブームもあったし・・・。でも、僕はふと疑問に思うこともありました。ともに決勝進出したワールドカップで日本がトルコに負けベスト8進出がならなかったのに対し、韓国が準決勝まで勝ち進み、その韓国の快進撃を日本人は、少なくとも表面的には賞賛し、共に喜ぶ姿勢を見せました。僕は、そこに違和感を持ちました。悔しがったほうがAuthenticだったのではないか?長嶋茂雄から三振を取ることに執念を燃やした村山実が、天覧試合でその長嶋にサヨナラホームランを打たれ、生涯「あれは、ファウルだった」と悔しがったように。本気で悔しがったら、本気で仲良くなれるのかもしれない。

 

 

 

カウンセリングのご相談は ハートコンシェルジュ (株)まで! 50分のカウンセリング料金は¥11,500ですが、初回は¥8,500です。

レディースデーは、さらにお得です。50分の初回セッションを、実質¥7,000で受けることができます。

 

 

ハートコンシェルジュ・セミナーの動画(一部)です。ご興味のある方は、御覧ください。

 

セラピストビレッジの統合的ロールプレイトレーニング は、統合的カウンセリングに基づく勉強会です。どなたでも参加できます。

 

☆セラピストビレッジは、セラピストおよびセラピストをめざす人、セラピーや心理学に興味を持っている人たちの相互勉強会を開催したり、心理学関係の情報交換を行うコミュニティです。勉強会と言ってもお固いものではありません。自分たちが思いついた事を試してみる場です。参加者が自分たちのセラピーを作り出し発信して行く場にしたいと思います。

 

【吉福伸逸の言葉】は、好評発売中です。

 

☆ 【自分をドンドン傷つける「心のクセ」は捨てられる】は、好評発売中です。

 

☆ カウンセリングのご相談は ハートコンシェルジュ (株)まで!