第2357回「コフートと自己心理学 その1」
最近、やっとといっていいかと思いますが、「自己心理学」が注目されてきたように思います。もっともっと盛り上がってもいいのではないかと、私は思っています。
臨床の分野で、心理学の理論が統合しつつあるのですが、自己心理学は、精神分析学に人間性心理学の考え方を取り入れた理論ともとらえることができると思います。
その後出てきた、いわゆる認知行動の第3の波と言われる、DBTやACTは、今度は認知行動に人間性心理学のマインドフルネスの概念を適用したものです。
やがて、精神分析、認知行動、人間性心理学を統合した理論ができ、それにソマティックの理論が加われば、大統一理論ができあがるのでしょうね。
・・と、いうわけで、以前、私がまとめた自己心理学の解説を次回にお伝えします。
☆ 新著自分をドンドン傷つける「心のクセ」は捨てられるが、出版されました。
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向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)
ハートコンシェルジュ
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