第2300回「熟年の危機」
最近、どんなクライアントさんが多いですかと聞かれて、「30~40代女性が多いです。でも、ここ数年男性も増えましたね」てなことを答えたのですが、言い忘れてたことがあります。
けっこう熟年の夫婦の相談というのも多くなってきているんですよね。
まあ、簡単に言ってしまうと離婚の危機に直面するわけです。
そうとうしっちゃかめっちゃかになってから来られることが多いのですけど、相談に来られるということ自体、解決に一歩踏み出しているわけで、わりとよりを戻すケースが多いです(よりを戻すことを目的としている訳ではないのですが・・)。
例えば、こんなエクササイズをすることがあります。
相手が亡くなってしまったら、どんなことを思い出すかっていうのをちょっとイメージ誘導してみたりしてね。
そのとき、ちょっとしたsweet memoryが浮かぶようだったら、よりを戻す方向に行くことが多いですね。僕がこれまで見てきた限りでは・・。
sweet memoryっていったって、ほんのちょっとのことでいいんですよ。スキヤキのときに喜々として鍋奉行をやっているだんなの姿を思い出してちょと笑えたとか、髪の毛をといている奥さんの姿を見てなんか幸せだなと思ったとか・・なんかほっとする風景が浮かんできたケースでは、その後うまくいっちゃっていますね。
なんも浮かんでこない場合は・・・・。
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向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)
ハートコンシェルジュ
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