2010/11/04

第1117回「欧米と日本のナルシズムの違い(2)」

欧米型のパワフルなナルシズムの一例として、ローマ帝国の第五代皇帝の母であるアグリッピーナの後半生を紹介します。

ユリア・アグリッピーナ(母親のアグリッピーナと区別するため小アグリッピーナとも呼ばれる)は、ローマ帝国の第三代皇帝カリギュラの妹であり、第四代皇帝のクラウディウスの四番目の妻であり、第五代皇帝のネロの母です。

 作家の塩野七海さんの大作「ローマ人の物語十九,二十」の中に、このアグリーピーナが描かれています。そのくだりを要約すると、次のようになります。

 第四代皇帝クラウディウスとアグリッピーナは、叔父、姪の関係にありました。このため、クラウディウスとアグリッピーナの結婚には、周囲からの激しい反対があったのですが、アグリーッピーナの猛烈なアタックに、クラウディウスはついに屈し、彼女との結婚を決意します。しかし、彼女は、それだけでは満足しませず、自分の前夫との間の子であるネロを次期皇帝の座につけ、皇帝の母と言う立場からローマ帝国の統治をおこなうという野望を持ってました。




☆☆向後善之の新著(2010/8発売)「人間関係のレッスン」
は、全国書店で販売中です。



向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)
ハートコンシェルジュ

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)へのカウンセリングのご相談は... http://www.heartc.com/