第392回「ホロトロピック・ブレスワーク(3)」
実は、僕はこのセッションの数ヶ月前に、自分が切腹する夢を見ました。
夢の中で、僕は侍でした。どじな侍で、何か「間違い」をしでかしたんでしょう。その侍は、その夢の中で、まさに切腹をしようとしていました。
あたりは薄暗く、僕は、川の見える広場の様な所に座っており、僕の右側にかがり火の様なものが見えました。その火が川に写り、ゆらゆら揺れていたのを覚えています。
その時は、恐怖のあまり、心臓が高鳴り、額には汗が出、息も荒くなったのですが、同時に妙に落ち着いている自分もいました。
ついにその時が来て、僕は夢の中で切腹し、あっけなく死んでしまいました。その時、「介錯された」というはっきりした感覚もありました。
ところが、その後の感覚が実に妙だったのです。自分は死んでしまったという確信があるのに、意識があり、その意識は、僕の体から少し離れた所にいる様な気がしました。
その時、「死とは、こういう事なんだ」と自分で納得した事を覚えています。
その後、僕は目をさましたのですが、怖い夢だったにもかかわらず、すっきりした気持だったのを覚えています。
向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)
ハートコンシェルジュ
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