第83回「ターニングポイント!?」


今年も、あとちょっとでおしまいですね。まあ、いろいろありました。


1月は、おみくじが大吉でした。今年は、波乱の1年になることは予想されていたので、大吉だったのは、励みになりました。


3月で、千葉での最後の仕事を退職しました。2002年の春から、仕事の主な拠点が千葉だったのですが、次第に東京での仕事量が増え、4月から仕事の拠点は、東京に移ることになりました。千葉のみなさま、お世話になりました。


6月に、それまで勤めていたカウンセリングオフィスが、クローズすることに決まりました(予想していたことではありますが・・)。その結果、6~9月は、カウンセラー仲間や新たなパートナーである経営スタッフたちと、新たにカウンセリングオフィスをスタートする準備で大忙しでした。不動産物件探し、システムの構築、さまざまなプログラムの作成、カウンセラーの確保など、いやはや、バタバタの4ヶ月でした。


10月に、新たなオフィス(ハート・コンシェルジュ)がスタートしました。4か月の準備期間の中で、カウンセラーとスタッフがディスカッションしてきた結果、手前味噌ですが、机上の空論ではなく地に足の着いたカウンセリングのできる環境がほぼ整ったと思います。まだまだ、これからですけどね。

また、プライベートの面では、あまりの英語力の低下に唖然として、10月から近くの英会話教室に通い始めました。


11月には、とても残念なことなのですが、僕のサンフランシスコ時代からの友人が、突如脳溢血で亡くなりました。やっと彼の努力や苦労が実ってこれからというところだったので、なんとも言えない気持です。ご冥福を祈りたいと思います。


12月には、僕が勤めている大学院(アライアント国際大学 /CSPP臨床心理大学院)の修了生から、初めて臨床心理士資格試験の合格者が誕生しました。うちの大学院は東京サテライトキャンパスといって麻布にあるのですが、本校がアメリカにあるため、海外大学院扱いになります。そのため、修士を取得してから2年カウンセラーとしての実績を積んで初めて臨床心理士の受験資格が得られます。

今年、第1期生に受験資格ができて、初の挑戦となったわけで、その結果初の合格者が出て、めでたしめでたしです。僕は、卒業生対象の受験指導を担当したのですが、僕が受験したころとずいぶん出題傾向が変わってしまっていて、さっぱり指導らしい指導ができず、僕が彼らに伝えたのは、「君たちなら大丈夫!」という言葉だけだったように思います。みなさん、よく勉強してくれました。


こうしてみると、大転換の1年でした。2007年は、ターニングポイントになる一生忘れない1年になるのではないかと思います。


向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

ハートコンシェルジュ


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