べりぃ的
今日も映画感想文🎥
今日は
俺物語!!
監督:川合 勇人
あらすじ
鈴木亮平さん演じる男の中の漢、剛田猛男(通称タケオ)は高校1年生の日本男児。
いかつい風貌と不器用さで女子からは恐れられているが、情に厚く、いつ何時も人助けをする包容力で男子からの信頼が激アツ!!
ぬぉおおお!
しかし、タケオは恋愛に関しては少しほろ苦いことがある。それは、これまでタケオが好きになった女子はみんな、タケオの隣に住む坂口健太郎さん演じる砂川誠(通称スナ)を好きになるってことだった。
タケオも親友であるスナは素晴らしい男だと認めているので、そうなることも仕方がないと思っていた。
そんなある日、タケオとスナが街中を歩いている時に、変な男に声をかけられて困っていた女子高生、永野芽郁さん演じる大和凛子(通称ヤマト)を見かけ、タケオはいてもたってもいられずに助ける。
そこでタケオは、助けたヤマトに一目惚れ。
すきだぁぁぁあああ
後日、ヤマトは助けてもらったお礼に、手作りのお菓子を一緒に食べようと持ってきて、再び3人で会うことに。
そこで、ふとしたヤマトの仕草と言動で、タケオはいつも通り、
彼女もスナが好きなのだと思い、
落ち込みながらも、全部俺に任せておけとヤマトのために自分の心を抑えて、2人の中を取り持とうと奮闘していく...
グッときたポイント
⚠️ネタバレ注意⚠️
人の心ってのは、どうして
思い通りになんねぇんだろう。
自分の心なのに...
言うことを聞いてくれねぇ。
この映画、初めて観たのはアメリカの日本食のお店です
俺物語という漫画があるのは前から知っていて、気になりながらも読んではいなかったのですが、ある日、店内の大画面のスクリーンにこの映画が流れて、
あ、この漫画、映画化されたんだ!と思って観ました
でも、店内には日本語が全くわからないアメリカンばかり
もちろん映画も翻訳とか英字とかは一切なく、言語は日本語です。
でも驚いたことに、映画が始まり、店内はすぐに
HAHAHA
that's so funny
と、笑い声の数々。
それは、鈴木亮平さん演じるタケオのコロコロ変わる表情にみなさん笑っていたのです
アメリカンの方々って特に日本人は表情をあまり変えずに話す人が多い印象を持っていて、それを不気味だとか大半の人が思っていると聞いていましたが
なぜか川で溺れている子を見つけ、叫ぶところや、
ドキッとしたか?!の表情や
ヤマトが作ったチーズケーキになんだこれは、
チーズの味だと叫ぶところなど。
言葉の壁を越え、アメリカンの方々にとってもタケオの表情は、笑えるツボだったらしいです
劇中の中でも、タケオは本当に一生懸命
すきだぁぁあああと心が叫びながらも、
ヤマトの恋を応援しようと自分の感情を抑えて奮闘するシーンは本当に爆笑
でも、実のところ、ヤマトもタケオが好きで、
タケオに会いたいから一生懸命いつもお菓子を作って会いに来ているのですが、それに全く気づかずにタケオはヤマトにスナのいいところを話したり、スナの隣に座らせようとしたり。。
ヤマトはそんなタケオの気持ちがわからず、タケオくんに嫌われているのかな...避けられているのかな...と、ショックを受けます。(カナシイ)
ある日、ヤマトはタケオと2人で会う約束をして、ヤマトはタケオとのデート気分でウキウキおしゃれをするのですが、タケオは、ヤマトの意図が分からずにソワソワ
スナの誕生日プレゼントを一緒に選んでほしいとヤマトに言われ、だからかと落ち込むのです。
(本当はタケオに会いたいからなのに)
タケオは、ヤマトのうれしそうな表情を見て、
好きな人(ヤマト)にそんなふうに思われたら最高に幸せだろうな。
と、つい言ってしまいます。
それを聞いたヤマトはタケオには別に好きな人がいると勘違いをしてしまいます。
タケオくんって、好きな人いるんだ。
お互いに想い合っているのに、お互いの本心が分からずに切ない気持ちでいる2人。
スナはお互いが相思相愛なのを知っているのですが、敢えて2人には何も言いません。
そして、ヤマトはタケオに
人を好きになるのって楽しいばかりじゃないね。
苦しかったり、涙止まんなかったり、自分がイヤになっちゃう。
そう言って、タケオを諦めようと決意し、タケオも同じくヤマトを諦めようと決意しますが、どうしても感情を抑えられずに、お互いに涙が止まりません。
そして、タケオが窓から星空を見つめているときにお父さんが話しかけてきて、タケオはお父さんに
人の心ってのは、どうして
思い通りになんねぇんだろう。
自分の心なのに...
言うことを聞いてくれねぇ。
と、告げるのです。するとお父さんは、
みんな、同じだよ。
と答えます。
そんな2人の話を隣で、盗み聞きしていたスナ。(やっと動きます)
スナはタケオにヤマトがお菓子を作るために通っていたお店などをすべてタケオに伝え、タケオがそこに行くと、ヤマトがタケオのことをどんなに想っているかをお店の人から伝えられ、そこで初めて、ヤマトがお菓子を作っていたのはスナのためではなく、ぜんぶ自分のためだったと分かるのです。