矯正歯科で、年内に抜くように言われている、下顎左右の親知らず。

矯正歯科では、かかりつけの歯医者さんで抜いて大丈夫ですと言われていました。

大学病院で聞いた時は、かかりつけで無理そうなら、こちらで抜きますと言われていました。

 

最初の矯正の時には、まだ生えていなかった親知らず。

当時、レントゲンで見て、生えるスペースがないから、生えてこないでしょうと言われていたのに、矯正で上顎を拡大し、下顎は1本抜いてスペースができたためか、4本ともまっすぐ普通に生えてきてしまいました。

矯正が終わってから生えてきたのですが、当時大学病院で診てもらったら、まっすぐ生えていて、歯列にも影響なく問題ないから大丈夫と言われて、そのままにしていました。

 

その後、上の左右の親知らずは、どちらも20代、30代の時に虫歯になった際に抜きました。磨きにくい場所だし、ほっぺたを噛みやすいから、ということで。

20代の時に抜いたほうは、ものすごいバキバキ音がして怖かったけれど、30代で抜いた時は、5秒ぐらいで音もなく抜けて拍子抜けでした。

 

そして残った下の親知らず。

30代後半で、左右両方、歯茎との境目が虫歯になりました。

上の親知らずがないから、噛み合う歯がなく、普通は抜いたら良いと思われるけれど、私の場合は噛み合っているのです。

 

昔の矯正治療で、見た目はわからなくなっているけれど、もともとは下顎前突の左右非対称。

歯1/2本分ぐらい、左前にずれていました。

なので、噛み合わせの見た目はしゃくれていないけれど、骨格的にはしゃくれ気味なため、下の親知らずは、上の7番の歯と噛み合っているのです。

噛み合っているので、虫歯を治療して抜かずにいたけれど・・・

顎変形症の手術をする場合、下顎の親知らずの場所で骨を切るので、親知らずは邪魔なので抜く必要があるそうです。

 

かかりつけの歯医者でと言われたけれど、かかりつけでは、かなり不安。(←失礼)

 

市内で親知らずを抜くのに信頼できそうな歯医者を探そうと、いろいろとネットで調べていたら、50代以降は、親知らずが顎の骨と癒着している可能性があって、なかなか抜けないとか、抜くときに顎の骨にひびが入る可能性があるとか、怖いことが書いてあったりして、悩んでいましたが・・・

 

 

先日、長男の精密検査の結果を聞きに、大学病院に行ってきました。

長男は、下顎前突の開咬で、上顎を出して下顎を下げる、両顎の手術になるそうです。

レントゲンを見たら、親知らずは4本ともあるけれど、下顎は生えかけで、上顎はまだ歯茎の中。

長男の希望で、入院して全身麻酔で4本同時に抜くことになりました。

手術の予約とか日程とか、どんどん話が進んでいきます。

 

え?私の時は自分で決めて抜いてきてって言われたのに。

 

私と長男は、同じ大学病院で顎変形症の手術をするけれど、担当の先生は別です。

でも、ちょっと聞いてみることにしました。

 

私 「あの・・・私も親知らず抜きたいんですけど、ここで抜いてもらうことってできますか?」

 

先生 「基本的に、かかりつけの歯科医院の紹介状がないとできないんですよ」

 

私 「私もここで手術する予定なんです」

 

先生 「えっ、そうなの?」

 

その場で先生がカルテ検索したら、私のが出てきたので、担当の先生の名前を伝えたら

 

先生 「〇〇先生、今日来てたと思う。今どこにいるかな」

と、私の担当の先生の予定を調べ始めました。

 

私 「さっき、入り口でお会いしました」

 

先生 「隣にいますね!」

 

パーテーションずらしたら、本当に隣にいらっしゃったので、先生の作業が終わるのを待ってから、精密検査の時のレントゲンやCTで親知らずの状態を確認してもらい、担当の先生に抜いてもらうことになりました。

 

息子の担当の先生が、親子一緒に入院して抜くこともできますよ~と言っていたけれど、

私は局所麻酔で1本ずつ、2回に分けての抜歯にしました。

1か月後に1本、2週間あけてもう1本です。

 

思い切って聞いてみて良かったです。

 

ということで、来月、長男は全身麻酔で、私は局所麻酔で、親知らず抜歯します。

 

 

大学病院まで来たついでなので、お花見して帰りました。

それはまた次のブログで。