私は40年前に、歯の矯正治療(カモフラージュ矯正)を一度しています。
左斜め前に下顎が出ていたので、左下2番の歯を1本抜いて、その部分を引っ込め、目立たなくするような矯正をしました。
その抜いた部分は、なんと1か月で隣の歯とのスペースが閉じたのですが、早く閉じすぎてしまったためか、思ったより歯肉が盛り上がらず、歯茎が痩せているような状態が、今でもずっと気になっています。
歯を抜かずに顎を切る手術を選択した方が良かったのではと、長年後悔していました。
この1本抜いた状態で、顎の手術を前提とした再矯正ができるかどうか、今年の1月に矯正歯科で相談をしたときに、
「生まれつき1本前歯が少ない人はけっこういるからね、問題ないです」
と言われて、安心しました。
そこで思い出したのが、娘の歯。
そうえば、娘が1年生の時に、上の前歯が抜けたままでなかなか生えてこないので、歯医者でレントゲンを撮ってもらったことがあります。
当時、何かのついでで、元夫に連れていってもらったのですが、上の前歯はもうすぐ生えてくるらしいけれど、下の歯の永久歯が1本足りないと言われたと報告がありました。
先天性欠如歯です。
で、元夫は、その歯がどの歯か聞いていなかったらしいので(何故)、その時はそのままにしていたのですが・・・
先日、虫歯の治療でまた歯医者に行くことになった娘。
ずっとどの歯がないのか気になっていたので、良い機会だったので聞いてみました。
左下2番でした。
偶然にも、私が昔抜いた歯と同じ!
親のケガと同じ場所に、生まれた子供にも跡があった、とかいう話をたまに聞きます。
偶然に過ぎないらしいんですけどね。
娘は顎が小さいので、将来、この永久歯がない部分を利用して歯列矯正をすることになるような気がします。