ただ 横にいるだけ(・・・の答え) | Koozy日誌

ただ 横にいるだけ(・・・の答え)

(~前回の記事より)

http://ameblo.jp/heart810810/entry-12173442390.html




こんばんは。
 
 


はい。前回の記事の続きです。




「ただ 横にいるだけ」
 
のスタンスで、セッションを行って
一定の成果が出るお話です。
 



前回の予告通り、回答を書きますね。


 
 


当然なんですが、


「ただ横にいるだけ」


と言っても、前回も言いましたが、ガイド役として

司会進行のトークはしています。
 
 
 

・・・と言いつつ、本当に司会進行のトークのみで
クライアントさんの問題を直接、解消する言動や行動は

私自身は行っていません。
 
 
 


だって、その問題を解消するかどうかは、
クライアントさん本人が決めることなんですよね。
 
  
 
実は本人が本気で自分と向き合って、
その問題を絶対に解消したいと思えば、
自らの力で解消できるモノなんですよ。
 
 
 


ウソのような話ですが、人間には元々

そのくらいの力は誰しも潜在的に備わっています。
 
 


 
自分で無理だと思えば、出来ませんし、


出来ると本気で思えば、出来ます。
 
 
 


だから、ここでの私の役目は、
「私(セラピスト)」が直接その方の問題を

解消するための行動をするのではなく、
相手自身が自らの力と意志で
解消しやすい方向へと指し示すことです。
 
 
 


具体的に言うと、私がここでやっていることって、
すごくシンプルで、
 

 
「あなた自身はこれから
 どうなっていきたいか?」

 
 
 
「そのために何をしていくか?」 
 
 


 
これをただひたすら、聞いているだけです。
 
 
 
セラピーと言うと、すごく特殊であったり、
どこか得体の知れないモノみたいな
イメージを抱く方もいるかと思いますが、
やっていることって、実はこれだけなんですよ。
 
 
 


もちろん、それを流れに応じて
適切な言葉づかいに変えていきますが、
本質的にはやっていることはこれだけです。
 
 
 
セラピスト(ガイド)の仕事は
クライアントさんがそこがクリアになるように

「ただ横に寄り添っている」

ことです。
 
 
 

そして、その前提として、相手を信じてあげること。 
 
 
 

 
うちに来られるクライアントさんで
 


「以前、他のセラピストのセッションを受けたけど、
 うまくいかなかった」

 
と言う話を聞くことが多々ありますが、
どんなセッションをそこで行ったのか
聞いてみると、必要以上に余計なことを
セラピストがやってしまっているケースが

大半です。
 
 
 

本来はクライアントさんが自らの力で

解消するための行動の領域まで、

セラピストが手を出してしまっている。
 
 
 
だから、うまく行かなかったんですよね(^^;
 
 
 
先ほども言いましたが、人間、本気になれば、
自らの力で問題を解消できるだけの
潜在的な能力は元々持っています。
 
 
 
そこを信じてあげて、相手の能力や価値観を

尊重することはものすごく大事です。
 
  
 


今回、セラピーのセッションを
基にお話させていただきましたが、
これ、セラピーに限ったお話でなく、
あらゆる状況における、
人間との関わりに共通するお話です。
 
 
 

ご自身が現在関わる環境や状況で、
何かの参考になれば幸いです。
 
 



 


余談ですが、上の画像は、

昨日うちで行った講義の中で、
今回の記事に近いお話をたまたま
私がしつつ、書いた板書です。
 
 
 

講義の中で狙って、話した訳ではありませんが、
すごくタイムリーな内容だったので、
ここでも掲載させていただきました。 
 
 
 
2回に渡り、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
 
 
 
それでは、素敵な夜をお過ごしください(^-^)