お花見の季節も、ずいふん過ぎてしまいましたが、、、、
まだ北海道あたりでは、咲いてるところあるのかなああ。。
せっかく写真撮ってたのに、ブログもお久しぶりで~
ちょっと季節のはずれた桜を改めて見ると、やっぱりキレイですねえ。
日本人から桜ははずせませんよねえ。
毎年、主人とのお花見コースとなっている石神井川の桜です。
都営三田線の板橋区役所前からトコトコ歩いて行きます。
旧中仙道を通って、石神井川沿いに行くと満開の桜が迎えてくれました。
今年はお花見も自粛モードでしたが、日曜日、快晴、昼間とあって、近場の行楽にはもってこい!ファミリーや団体客がたくさんいましたね。
なんか、いつもより桜が綺麗にみえました。
震災の傷跡を癒してくれようとでもするかのように、、、、
桜をめでる人々の顔もやさしくみえるんです。薄紅色の桜にふわっとつつまれ、抱かれているようでした。
歩いている脇の小川で、小さな子供たちが遊んでます。
ずいずいずっころばし、ごまみそずい、、、♪
と歌いながら遊んでるんです。
通り過ぎる年配の女性が、
へえ、いまどき、めずらしい光景ねえ、昔はみんなやってたけど、、、
とつぶやいてました。
そんなひとコマの光景が、
ほんとに昔ながらのほほえましい情景で、、、小さなことなんだけど、なんと美しいんだろう、日本は。
と思わずジ~ンときました。
(後で聞いた話、最近は昔の遊びが流行ってきているとか。ゲーム世代も、行き過ぎると元に戻ろうとする引力でも働くのでしょうかね)
子供は純粋で、それを見ている大人の視線はやさしく、、世の中の不穏な動きとはまったく異空間。
日差しも柔らかく、ゆったりとした時間が流れていました。
震災前は感じなかった感覚でした。
なんか、変わったなあ、と思いました。
世の中が変わりつつある、、と思いました。
目の前に投げ出された現実は、前途多難なものかもしれない、
でも、人間一人一人の魂が揺さぶられた、
懐古というわけではないけど、もっとやさしくならなければならない、家族とこうしている幸せな時間を大切にしたい、純粋な子供たちの未来を輝かせなければならない、みんなが笑顔でいなければならない、、、
そんなことを、なんとなくみんな感じているのではないか。
合理さ、便利さ、競争を求め、切り捨てていた人間らしい心を取り戻しつつあるのではないかと、、
たった一日でひしひしと感じるものがありました。
散歩の途中、おでんの屋台が美味しそうな匂いを漂わせていたせいか、お腹が空き、持ってきたサンドイッチだけでは足りず、主人に買いに行かせました(笑)
あったかおでんがウマイウマイ。
よく煮込まれたおでんセットがたったの300円!(写真撮り忘れましたが、普通は500円はとる、絶対!)
名物屋台のようで(ちい散歩の取材もあったようで^^)、年中この場所にあるようです。
おじさんは、気風も良くこんなに美味しいおでんを良心価格で出しています。
花見シーズンだからと割高にはしていません。おじさんの真心を感じ取れます、だから、よく売れてます、だから、また安く提供できるのでしょうか~いいですねえ。
またまた、おもしろい光景を目にしました!
真っ赤な緋毛氈の敷物に、お重に入ったご馳走を広げているグループが。
わあっ、いいなあ、これぞお花見♪と思って覗き込んだら、外人さんでした。
国際結婚したカップルの三世代のファミリーのようでした。
外人さんのほうが伝統的なお花見風情で、面白いです、改めて、伝統的風習て美しくていいな、と思えました。
多国籍で性別も年齢も関係なく、みんなで和んでる様子は、、まさしく平和そのもの。
この日はジ~ンとくる場面によく遭遇します。
ほんとになんでだろう??と不思議なくらい涙腺うるうるしっ放しで。。
王子といえば、飛鳥山の桜が有名です。
まさに、江戸の桜でした。
ここも人で大賑わい!
活気があっていいですねえ。
ちょっと歩き疲れたので、飛鳥山に隣接する、渋沢栄一氏の元邸宅の庭の芝生でゴロンチョ、しばしお昼寝。
そして休憩後に、美味しい甘味どころへ~
これ、すごっく美味しそうですよね!
あんず入りクリームあんみつ
「石橋」は、北区で有名な葛餅の美味しい甘味屋さん♪
天然の天草から作った寒天が絶品です、フルーツも彩り美しく沢山入ってます、手作りの餡も、甘さが程よく
絶妙な美味しさでした。量もたっぷりでしかも、安い!下町価格でございます。
桜をみて、
人々の笑顔に触れ、
おでん食べて、
昼寝して、
あんみつ食べて(お土産にもちろん葛餅♪)
なんだか、目にお腹に心に幸せをいただいた穏やかな春の一日でありました。
来年も、いいお花見出来ますように!!