ABAを本格的にやりたいと思ったとき、周囲の家族の反対にあいました。
可哀想だ
疾患もあるのに、これ以上何をするのか
生きているだけで良いじゃないか
見てられない
いい加減にしろ
など。
月日が経つにつれ、その反対の声はなくなりました。
やるにつれて結果が出てきたからです。
息子がどんどん変わりました。
結果がだんだんついてきて、周囲の反応も変わりました。
いっぱいいっぱいだった私をサポートしてくれるようになりました。
中途半端になるくらいなら、全力でやりたい
やりたいと思っていても実行しなければ、前にも進めないと思いました。
わたしがやってきた仕事は専門職なのですが、仕事が面倒くさいと思ったら終わりだと思ってやってきました。
面倒だと思えば、細かいことをやる時に雑になるし、その雑さが積み重なれば積み重なるほど、後から余計面倒なことに大変なことになっていったからです。
最初から、丁寧に仕事をやっていけば、必ず丁寧な仕事が積み重なり結果が良いことにつながりました。
私の仕事仲間には,面倒だと思いながら適当にそれなりに仕事をやっている人もたくさんいます。
そういう方の仕事は、他の方はわからないかもしれないけど、わたしみたいな同じ専門職の人から見たら、一瞬でわかるものです。
息子の療育も面倒だと思ったら、やる前から何でもかんでも楽しようと思ったら、ダメだと思ってやってきました。
面倒だと思ったら、余計なことを考えがちになるし、自分のモチベーションは下がるし、他の人と比較もしてしまうし、やらなければならないこと、やるべきことを冷静に判断することは難しく、逃してしまうと思ったからです。
種を蒔く時期は長いかもしれないけど、かならず息子は成長を遂げてきてくれました。
でも苦手なものは苦手なので、苦手なものこそ丁寧にやっていかなければいけないと思っています。
反対する人たちを納得させるには、周りが何も言えないくらいの結果を見せること、自分自身の熱意や覚悟、技術面の向上を見せるのが一番なのかなと私は思っています。
その過程や努力・頑張りは周りには見えにくい部分かもしれないけれど、けっこう見てくれている人は見てくれているものなのだなとも思いました。
昨日野球を見ていて、
大谷選手がバントをして、その時の大谷選手のコメントなんですが、
チームのために結果的に勝てれば良い。
ヒッティングとか自分のプライドはいらないと思った
勝利よりも優先する自分のプライドはなかった
みたいな内容のコメントをしていたのですが、
ただただ
すごいな
と思いました。
ある目標に向かうためには、達成するためには、自分のプライドとかいらないんですよね・・
そして、あんなすごい場面でも周りの状況を冷静に判断しているというか。
いける
と思ったから、実行した
んだろうなと勝手に思いました。
どの分野でも人を惹きつける人には、惹きつけるだけの人間性・人格があるんだな
と思いました。
今回の野球⚾️は珍しく家族みんなで見ています。
普段家族の会話が非常に少ない我が家なのですが、珍しくワイワイ騒いで応援しています