我が家の子供たちはとても個性的です。
個性的という言葉は適切かわかりませんが、定型発達といわれる子供を育てたことがないので・・
なんとも言えませんが、2人とも全然違います
上の子は知的は問題ありません。
診断も受けておりますが、今は通院するというレベルではなくなりました。
IQでいえば、はじめての発達検査から現在40くらい上がっています。
小さい頃は癇癪や問題行動はありましたが、息子に比べると楽なもんです。
とくに金曜が疲れがたまりイライラしていました。
苦手意識が強いです。
周りに迷惑をかける事、目立つことが大嫌いです。
自分は勉強が得意、だから頑張ると勉強をします。
１歳から保育園に行きました。
わたしは仕事を続けていました。
保育園ではお遊戯会の絵で真っ黒に数字を書くという絵を書いて衝撃を受けました。
でも、お話ができるようになったと思っていたので放置しました。
集団にも、ぼーっとしてましたが、特に問題を起こすような子ではありませんでした。
友達を誘うことができず、1人で遊んでいました。
何言っているかわからないとお友達に言われて、上の子は話す事に苦手意識を持つようになりました。
年長からデイに通い始め5年生で辞めました。
小学生になり、言葉も明瞭になり、友達が増えました。
ただ、友達との距離感がつかめず、4年生頃まではトラブルがありました。
息子は中度知的障害、自閉症、先天性疾患も重く、重複障害児で手帳はA判定です。
息子に関しては、わたしは将来が・・いうよりは、今を生きています。
今ある困りごとを一つ一つ解決していくことを目標にしています。
それは息子の疾患の治療が大変だということもあるのかもしれません。
病気と闘う子供達を今までたくさんみてきました。
なので、今を大切に生きることを一番に考えています。
上の子にはしなかったABAをやり始めました。
集団に入れることも考えましたが、上の子と違い集団に入れるレベルではありませんでした。
疾患のこともありましたが、それ以前に離席をし、走り回り、先生が追いかける。
大声を出す、すぐ癇癪を起こして何時間も暴れる、待つことができない、常に誰かいないと対応できない。
対応している人も、息子のことを対応できるレベルではなかったというのが正直なところです。
このままでは無理と思い、ABAの家庭療育をしっかりやろうと思いました。
そのために、大好きな仕事を一旦辞めることにしました。
うちの子の場合は、集団で何かを学ぶというレベルではありませんでした。
ABAをやりはじめて、癇癪や問題行動が私でも対応できるようになりました。
今は昔はあんなに大変だったのに、息子のことを旦那に任せられるくらいになりました。
大変だった時期はありましたが、その大変さはだんだん楽になっていきました。
子供達でも子育ては全然違うものでした。
私も誰かの体験談を聞いて、憧れて、真似したりしたこともあります。
でも、誰かの体験談一つで、うちの子も・・というのは間違っていました。
息子の場合は居場所がまず違いました・・
上の子には合っているものが、息子には合わないものがたくさんありました。
ただ、ABA（DTT）はどんな子にも有効だと思っています。
障害がある・ない、程度関わらずです。
他の療育はわかりませんが、私はABAで十分満足できるものでしたので、他の療育を考えることがありませんでした。
その点では良い先生に恵まれ、ラッキーだったと思っています
上の子は早期療育でABAをやっていませんが、息子の頑張りを見て、コツコツやれば結果が出ると間近でみてきています。
それを見て、自分も頑張ろうと、リコーダーや運動など苦手なものも一緒に取り組んできました。
保育園時代からABAをやっていれば良かったと思うこともありましたが、過去のことを後悔しても仕方ないので、今やれる事を一緒にやっています。
どんな子でも上手くなるには、やはり練習は必要だと思います。
どんな分野でも、練習の積み重ねで結果が出てくるものだと思います。
わたしも仕事の資格を取るために猛勉強しました。
仕事の経験を積むために日々努力して現在があります。
上の子は１回教えればできることが、息子は何回も何回も教えてもできないものがたくさんあります。でも、諦めずにやれば次第に出来てきました。
息子は上の子に比べると大変です。
でも、頑張っている姿にいつも元気をもらえます。
息子のそんな姿は上の子にも良い影響があると思っています。
わたし自身もABAはスモールステップでやるので、ABAを続けていると自然にスモールステップで少しずつ子供達に教えるテクニックが身についていきました。
癇癪や問題行動に対しても自信を持って対応できることができるようになりました。
ABAをやってて良かった点だなと思っています
ABAで関わりながら子育てすることは、我が家の子供達には当たり前になっていて、今後もずっとずっと続くものだと思っています