以前、先生と家庭療育の話になりました
ABAはアメリカでも家庭療育が主流だそうです。
アメリカでは診断をもとにABAのセラピストが、保険診療としてABAに関わりを持ちますが、家庭療育こそが子供を大きく変える結果が出ているそうです。
家庭療育は子供が起きてから寝るまでずっと続くものです。
その家庭療育を行うのが、セラピストなのか家族なのかの問題なんだと思います。
私も息子が6歳の頃からデイなどの療育を辞めて、先生の指導を受けながら家庭療育に専念しました。
そのおかげで、息子の今があると思っているので、そのお話を聞いて家庭療育は大事なものなんだと改めて思います
現在、日本もデイや訪問など様々なものが展開されてきているように思いますが、デイや訪問などは時間が限られており、ずっとセラピストが子供にABA療育をしてくれるわけではありません。
ABAのデイなどで過ごしても、それ以外の時間は家庭で行わなければいけません。
家庭ではどうするのか
多くの時間を家族と過ごすことになると思います。
ABAの関わりを持たずに過ごすのか・・
ABAの関わりを持ちながら過ごすのか・・
その家族の対応次第で、子どもの成長がぐっと変わる気がします。
どうやって家庭でABA療育をするのか
やはり家族がセラピーを教えてもらい、スキルを身につけて実践していくしかないと思います。
ABAのデイに行ったから安心
という問題ではなく、ABAを謳っている事業所やABAセラピストは、家族に家庭療育の具体的で正しい方法を指導してくれるところではないと意味がないと思います。
デイなどに通うだけでは、根本的な問題は解決するわけではないと思います。
理想は専門の方に私たち家族と関わるくらい長い時間を家に来てもらいながら関わってもらい、それ以外は自分たちが対応するということが理想だと思いますが、日本でそのような事をすれば費用もかかります。なかなか現状としては難しいのではないかと思います
私は幸いにも的確に指導してくれる先生に巡り会うことができ、こんな私でもABAセラピーができるように指導してもらってきました。
おかげで私が家でABA療育を行うことにより、息子との生活が楽しく暮らせるまでになりました。
そこまでの過程は大変なこともありましたが、その大変さは息子の成長とともにどんどん楽になっていったように思います。
子どもの対応ができるようになってからは、息子に何があっても対応できる、大丈夫‼️という自信にも繋がりました。
ABAの専門家が何も知識のない家族に対して、正しい実践のスキルを指導し、スキルを向上させる事、そして家族と一丸となって家庭療育をサポートすることができる環境こそが、子供が成長するABAの大切な事柄なのではないかと思っています。