今回の記事は上の子の話になります
上の子は小学校の普通級にいきました。
支援級と悩んだ時期も一時期ありましたが、最終的には主治医の先生の言葉で決めました。
現在もコミュニケーションの難しさを本人は感じています。苦手なものは苦手ですが、毎日頑張って学校に通っています。
上の子の就学は普通級に決めました。
入学前より小学校に足を運び、定期的に受けていた児童精神科の発達検査内容などを文書にして渡し、上の子の特性を説明しました。
わたしは文書にこだわりました。
医師の先生や検査をしてくれた先生が口頭で説明してくれたことを、上の子が普段からお世話になっている方々に正確に伝える自信がなかったからです。
文書にして渡すと、読んでくれる方がみんな同じ情報を共有できると思いました。
わたしは上の子が小学校入学してからすぐ、息子の付き添い入院で長期間不在にしました。
毎日鳴る電話電話
上の子のお世話をしている実母からでした。
こちらも病院の付き添いで忙しいし、力にはなれない
もどかしい気持ちはありましたが、もうお願いするしかありませんでした。
上の子の担任の先生がとても良い先生でした
実母の話によると、上の子が国語の授業で苦戦しているようだ
と言われました
担任に電話してよくよく聞くと、上の子は国語で順番に回ってくる音読が辛そうだ
と言われました。
クラス全員にむけて音読をする・・
もともと言葉が苦手な上の子です。
当時は発音も曖昧なところもありました。
自分の苦手なことを冷静に判断する子でした。
自信がないことをやらなければいけない。
音読するたびに、声が小さくなり、周りの子供達の
頑張れ
という声援がすごかったようです。
それがプレッシャーになり苦痛のようでした
本人は今でも目立つことが大嫌いです。
先生と話していると、先生はみんなが応援する雰囲気の方が良いと思っていた感じでしたが、それはもしかしたら上の子には逆効果かもしれない・・
という話をしました。
雰囲気を変えてみたら良いかも・・と先生が上の子が過ごしやすい雰囲気を試行錯誤してくれたようです
結果、息子が音読しても周りが応援したりするようなことなく、息子が終わったら、さらっと次の子にいくようなクラスの雰囲気にしてくれました。
それが上の子にとっては良かったようです。
息子が退院して、わたしが家に帰ってから、家で音読の練習をしました。
少しずつ少しずつ自信が持てるように練習しました。
頑張れ
と周りから応援されることで、その時は上の子はクラスで目立つ存在になる・・目立つのが大嫌いな上の子はもっと苦痛に
入学してみてからじゃないとわからないものもたくさんあるなと思いました。
その都度その都度、なんとか乗り越えてきましたが、上の子の自己肯定感の低さはなかなか変えられません
現在も学校の日直が大嫌いです。
前日から憂鬱な気分を全開に出しています
何が嫌なのか聞いたら
みんなの前で色々話すことが多いんだそうで
苦手だけど、毎日上の子なりに頑張ってるんだな〜と思いながら聞いています。