前回の直接訪問の続きになります
息子は工作などで使用する、のりを使用する際、のりのキャップを閉めることに対していつも癇癪を起こしていました
わたしは必ず癇癪が起きるので、癇癪を回避するため、のりのキャップは私が閉めていました。
すると上原先生より
『息子くんに、のりのキャップを閉めさせてください』
と言われました。
案の定、癇癪が起こりまして
45分ほど癇癪を起こしていた記憶があります。
わたしは癇癪が起きるのを知っていたので、やってあげることで癇癪から逃げていました
癇癪を起こされるのが本当に嫌でした
でも、一生のりのキャップを私が閉めるのか
息子の癇癪が怖いからといって、本来息子がやらなければいけないことも、こちらがやることなのか
わたしの変な行動により、息子はやりたくないことを癇癪で表現するようになっていたと気付かされました。
息子の思い通りにいかないことは今後もたくさんあると思います。
その度に癇癪を起こされたら、こちらもたまったもんじゃありません。
今の息子の段階では、息子主導ではなく、わたし主導でいかなければいけないと思いました。
やらなければいけないことは、スモールステップでやらせる。
きちんとできたらしっかり強化する、癇癪が起きたら癇癪の対応をする。
いつの間にか、私は息子にうまく主導権を取られていたように思います。
のりのキャップ閉めてと指示したくらいで癇癪起こさないでという感じですが、
えーそこで癇癪
という地雷がたくさん息子にはありました。
そして、
上原先生より
『息子くんが、お母さんの目ギリギリのところで、手や指などで叩くわけではないが、目潰しのようなお母さんの目を傷つけるような動作をやっているので、かなり危険です。やめさせましょう。』
と言われました。
先生が見ていて、息子のその行為はとても危険な行為だと思われたそうです。
私はそう言われた時に、
『目の近くでやるんですよね・・』
と答えていました。
確かに、私にむけてそのような行動をしていました。
先生は私に対して
わたしは決してその行為に反応するということはしないけれども、同時に問題行動としてやめさせなきゃいけないという感じでもなかった
という印象だったようです。
直接訪問の時間内で、息子のこの危険な問題行動をやめさせることができました。
もしこの時点で改善されていなかったら、息子はだんだんエスカレートして、私は後に怪我をしていたかもしれません。
言われるまで危機感がありませんでした
以前の記事にも書きましたが、私は決して器用にABAをやっていたわけではありません。
問題行動に気付くことがおそく、見逃し、指摘されないとわからない。
指摘されても、
そう言われたら、そうかもしれない
または
そうなんですよね・・
というタイプで。
なので、的確に指導してくれる先生が不可欠でした。
いつもはオンラインでお会いすることがメインですので、実際お会いすることができて、貴重な時間を過ごすことができました。
いつも画面越しの先生が目の前にいる
直接訪問コンサルでは、先生の指導を目の当たりにして、感動し、たくさんの衝撃を受け、色々と考える機会となり、大変貴重な経験となりました。