他害行為をする息子。



同年代の子供達には噛んだり、叩くという他害行為がありました。



わたしに対しては、指3本出しながら、わたしの目にめがけて全速力で走ってきて、わたしの目の寸前で指を止めるという行為がありました。

わたしはこの行為を他害や問題行動という自覚がありませんでした悲しい悲しい

目の寸前で止まるので、痛い思いもしていなかったので、私は息子との遊びみたいな感じで思っていました。


その頃、上原先生の直接訪問を受ける機会がありました。

息子とわたしのやりとりを見ていた上原先生に即指摘されました。

息子はわたしを傷つけるという意図はなかったかもしれないけど不適切、危ない行為だと指摘されて、ハッとした記憶があります。




上原先生には以前より

他害は、やろうとした行為で他害

という説明を受けていました。


例えば、他人を叩くという行為に対して、叩こうと相手に向かって少しでも手をあげようとした時点で他害という行為になります。


叩こうとする行為でも、それをお友達にやってしまった場合、それだけでも充分怖い思いをさせたり、叩こうとする行為も、適切ではないことを教えておかないと、そのまま叩いてしまう行為へ繋がる可能性も考えられるので

と上原先生より言われていました。


最初この話を聞いた時、叩こうとする少しの仕草だけでも不適切というのは厳しい判定だなと思いました。



でも、息子が実際にこのような状況になって思うことは、息子が相手に対して叩こうとするような行為をしていても実際は叩いていなかったので、私が見逃していたという事です。

それがだんだんエスカレートして、結局は叩いたりという行為にまで発展してしまいました悲しい悲しい



見逃せば見逃すほど、問題行動が酷くなれば酷くなるほど、息子は修正しようとするたびに

今までは大丈夫だったのに・・・プンプンプンプン

という気持ちが出て、大きな癇癪を起こすということがたくさんありました。



上原先生の言う通り、小さな段階で問題行動を潰すことが大切だということを身にしみて感じました。



息子の些細な行動も把握して、他害を含めた問題行動に対して、きちんと教わった対応方法で見逃さず行う、という気持ちをもって取り組まないと大変なことになると思いました。



息子はまだ5歳でしたが、だんだん身体は大きくなってきました。

暴れられたら、わたしも一緒に倒れるくらい力が強くなってきました。



もうそろそろ、私が対応できるのは限界に近づいてきているのでは・・悲しい悲しいと思いはじめていました。




息子も他害を受けたことがあります。

お互い様という気持ちはありましたが、やはり歯型がついた状態で帰ってくる息子の腕などを見ると、正直嫌な気持ちになってしまいます。




どんな理由があるにしても、人を傷つける行為は許されるものではありません。

息子は昔のように断られることが増えるかもしれません。


息子の他害にしっかり向き合わなければいけないと思いました。