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受講生さんの体験談を掲載しております
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前回までは
子どもが「イヤだ~」と問題を持っている時
子どもが自分で問題を解決できるように
親が手助けをする方法
【能動的な聞き方】をご紹介しました
それは
子どもの話をしっかりと聞いて
子どもの気持ちに寄り添うというものでしたね
しかし
いつもいつも子どもの言うことを
聞いてばかりはいられませんよね
私達親だって
イヤだ
辞めて欲しい
受け入れられない
って思うこともあるでしょう
そんな時に
自分の気持ちを伝える方法があります
それが本日ご紹介する
【わたしメッセージ】です
いつも脱いだオムツをそのままにしているお子さん(3歳)に
受講生さんはこんな言葉をかけました
受講生:脱いだオムツを床に置いていると、臭くなってきて気持ちよく過ごせなく、ママ嫌だな~
子ども:じゃあママがしたらいいんじゃない?
(と言って積み木で遊んでいる)
受講生:一緒に捨てに行かない?(提案)
子ども:・・・(積み木で遊んでいる)
受講生:・・・今日はママが捨ててくるね
受講生さんの思いを
わたしメッセージで伝えたけれど
お子さんは積み木で遊んでいたので
その行動を変えようとはしませんでした
受講生さんは後から
こんなことを考えたそうです
「一緒に捨てに行かない?」と提案せずに
「今はしたくないんだね」と言って
能動的な聞き方で対応して
様子を見たら良かった
子どもが成長して
いろんなことができるようになると
いつの間にか「待つ」ことを忘れて
結果を急ぎ過ぎているな・・・と感じました
実は
これには続きがあるんです
翌朝のこと
朝トイレで用を足したあと
お子さんは自分から進んで
脱いだオムツをオムツバケツに入れていたのです
受講生:自分でオムツを捨ててくれたから、ママ助かったよー、ありがとー
ママの気持ちを肯定のわたしメッセージで伝えて
ギューッとハグをしたそうです
ママの気持ちは
ちゃ~んとお子さんに伝わっていたのですね
ママの気持ちをわたしメッセージで伝えてから
半月後の親の微笑ましい会話をご紹介
床に脱いだオムツに自分で気付いて
子ども:あ、忘れとった!(と言ってオムツバケツに入れに行く)
受講生:ありがとう
子ども:どういたしまして!
受講生さんの言った言葉は
親業で【わたしメッセージ】と言われている言い方で
あなたのこの行動が
私にこんな影響を与えていて
その結果こんな感情を抱かせているのよ
と言うことを伝えています
いろいろな子育ての学びの中で
『Iメッセージ』と言う伝え方がありますが
親業の『わたしメッセージ』との大きな違いは
相手に「だから○○してね!」とは伝えないことです
親業では
嫌だと感じている気持ちは伝えるけれども
どう行動するかは相手に任せるのです
そこには「やらない」と言う選択肢も含めて
相手が自分で考えて行動する自由が存在しています
だから
やらされている感が少ないのかもしれませんね
勇気を出して
わたしメッセージを伝えたあの日から
約1ヶ月後の今では
ママが何も言わなくても
自分でオムツバケツに捨てられるようになっていて
しかもそれが自然にできているそうです
受講生さんから
日常が愛と感謝で溢れてきました~
とLINEを頂きました