不倫問題カウンセラーの花田好久です。
アニメ「名探偵コナン」と言えば、「見た目は子供!頭脳は大人!」というフレーズが有名ですよね。
このフレーズを元ネタにした言葉で、「逆コナン」という用語があるそうです。
優秀な頭脳を持つ江戸川コナンの逆状態で、「見た目は立派な大人なのに、言動が子供っぽい(悪い意味で)人」を揶揄(やゆ)するために使われるそうです。
私のカウンセリングでも、逆コナン夫は沢山います。
見た目は立派な大人で、外ではきちんと仕事もしているのですが、家庭内での振る舞いや、妻に対しての言動がとても子供っぽいのです。
そして、その子供っぽさが不倫の大きな要因ともなっています。
(逆コナン夫の特徴)
・自分の気持ちばかり主張する
・妻への要求が多く、要求レベルも高い
・妻への不満やダメ出しが多い
・妻へのねぎらいや感謝の言葉が無い
・「愛すること」より「愛されること」ばかり求める
・常にチヤホヤしてもらわないと不機嫌になる
・自分が悪くても謝らない
・物事が自分の思い通りにならないとむくれる
・家事や育児はほぼ妻に丸投げ
・子供をライバル視する
・妻の実家との付き合いを極端に嫌がる
・高齢の両親を労わる気持ちが持てない
・一度でもセックスを断ると根に持つ
・帰宅しても自分の趣味ばかりに没頭
・現実離れした夢を語る
・責任や負担から逃れたがる
・お金の使い方がルーズ
上記はどれも、夫として、父親としての自覚や責任感に欠ける言動ですよね。
まるで、自分のことばかり主張するお子さまのようです。
このような子供っぽい夫だと、幼い子供が考えなしに行動するように、安易に不倫というハードルを飛び越えてしまいます。
何となく満たされないとか、妻に不満があるからとか、楽しく遊びたいからとか、軽い理由で不倫をしてしまいます。
不倫をすると妻がひどく傷つくだろうとか、最悪離婚になるかも知れないとか、成熟した大人としての想像力が働かないわけです。
もちろん、私も含め、誰しも上記のような子供っぽい面の一つや二つはあるものです。
それが少々のことなら、「夫にはそういう面があるから」と周りも大目に見れるのですが、不倫の要因になるほど極端に子供っぽいのは問題です。
夫に不倫の事実関係や、不倫をした理由を問い詰めていくと、こうした夫の子供っぽさや、精神レベルの未熟さが露わになることがあります。
妻としては、不倫をされた事実も辛いことですが、不倫の大きな要因となった夫の子供っぽさや未熟さを知ることで、さらに落胆してしまうこともあります。
こういう幼稚な夫とは、今後とても人生のパートナーとしてやっていけないと感じる方もいるでしょう。
そこで夫に見切りをつけるのも、それはそれで一つの選択肢ではあります。
ただ、「子供っぽい」「精神レベルが未熟」ということは、それだけ「成長の余地が大きい」「伸びしろがある」ということでもあります。
実際、夫のカウンセリングや夫婦カウンセリングでも、自分のことしか考えずに不倫に走った夫が、妻と向き合う中で、自分のした不倫の罪深さを知り、実は妻から愛されていることに気づくことがあります。
さらに、妻の気持ちに寄り添うこと、妻の気持ちを理解すること、妻の立場で物事を考えることの重要性に気づき、それらが出来るように努力を始める夫もいます。
逆コナンのような夫でも、不倫という失敗を経て、成長できる夫もいるということです。
ですので、当面の間、夫の成長に期待して見守るというのも、一つの選択肢になります。
「自分の夫は果たして成長できるのだろうか?」という点が悩みどころかと思いますが、その点に関しては下記のnote記事が参考になると思います。
●不倫後、妻とやり直せる夫のチェックリスト(note記事)
※上記note記事は、あくまで私のカウンセリング経験から導き出した一つの目安に過ぎません。
もし、今の夫には一つも当てはまらないとしても、過度に落ち込む必要はありませんよ。
・電子書籍「夫の不倫対処マニュアル」
・電子書籍「不倫を反省して妻とやり直したい夫のための本」(夫向け)
・電子書籍「不倫をする夫の心理がわかる本」
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【note記事】
・noteマガジン「「不倫をする夫の心理と、不倫後のやり直し方」
・妻とはレスなのに不倫相手とはセックスする理由
・家族を大切にしながら不倫をする夫の心理
・不倫後、妻とやり直せる夫のチェックリスト
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