慢性痛を改善させるカメダ理論 その2 | 起業理学療法士からのアドバイス

起業理学療法士からのアドバイス

いつの日かサラリーマン療法士を辞めて、起業したいと思っている人たちのために

療法士の方から、質問を頂きました。

「腰部脊柱管狭窄症で、間歇性歩行の症状がある方にも、カメダさんの手技は効果がありますか?」

こんな内容の質問だったので、ブログを通じてお答えさせて頂きますね。

脊柱管狭窄症の診断を受けた方で、腰痛や脚のしびれでお悩みの患者さんは、かなりの数、僕の整体院に来られます。

結論から言うと、ほとんどの人の腰痛や下肢のしびれは、現在、僕の提供する手技で改善ができています。

正直に言いますと、「全員=100%」ではありません。僕の力が及ばず、症状が改善しない患者さんがいるのも事実です。

また、さすがに1回の施術だけで、完治も不可能です。

その場での、痛みは改善しても、間歇性歩行の症状を取り除くには、複数回の施術が必要な状態です。
人によっては、10回以上施術を受けに来てくれている人もいます。

話を聞くと、「施術を受けた後は、快適だが、無理(畑仕事など)したら、脚がしびれますわ~。」
こんなかんじの訴えがありますね。

前回のブログでも書きましたが、僕は、慢性痛(しびれも同様)の大きな原因は、血流不全から発生する組織の酸素不足(酸欠状態)だと考えています。
もちろん、これだけが、慢性痛の原因ではありませんが、この酸素不足は、原因の大部分を占めていると考えています。

だから、「酸素不足の組織に血流を促し、酸素を供給」できれば、長年の慢性痛や、病院でヘルニアや狭窄症と診断された方も、改善していきます。

少し前に、僕のブログで紹介させて頂いた、80代の脊柱管狭窄症でお悩みの患者さん。
初回来た時は、座っていても・寝転んでいても、腰痛と、脚のしびれがある状態。

 
 

初回施術後は、立位アライメントは良くなって、安静時の痛みやしびれは、ほぼ消失しました。⇓

 

この患者さん、2回・3回と、通ってくれ、当初の安静時痛は、すっかりよくなりましたが、間歇性歩行がなかなか改善しませんでした。

ただ、4回目の施術の時に、

「かなり調子良くて、犬の散歩が出来るようになってきた。」
と言ってくれました!!

最初は、腹部や腸腰筋が、酸素不足でカチカチに固まっていて、トリガーポイントだらけでしたが、だいぶ、ゆるんできて(酸素が行き渡ってきて)、ここまで伸展できるようになってきました。

 

患者さんも、だいぶ良くなってきて、次の目標は「畑仕事を痛みなくすること」らしいので、少しでも、そのお手伝いができるように、施術を継続中です。
 


もちろん、慢性腰痛の原因は、トリガーポイントだけではないと思います。
・内蔵とか
・メンタルとか
・気の流れとか
・その他、もろもろ

なので、上記の対応も必要なんでしょう。

ただ、あまり複雑に考えずに、「硬い筋肉に酸素をたくさん送ってあげて筋肉を柔らかくする。トリガーポイントを取ってあげる。」

この方法でも、改善する、慢性腰痛はかなり多いですので、もし。あなたが、慢性腰痛改善でお悩みであれば、この考えを頭にいれて、患者さんを評価・治療してみてください★


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