どんな手技を学べばよいかわからない方へ | 起業理学療法士からのアドバイス

起業理学療法士からのアドバイス

いつの日かサラリーマン療法士を辞めて、起業したいと思っている人たちのために

「亀田先生がオススメのセミナーを教えて下さい。」

このような質問が、最近、ほんとに多いのです。

気持ちはわかります。現在、僕たちの業界はセミナー乱立していて、それぞれの講師や団体が、全く異なった理論を提唱しているのだから。

ということで、今日のテーマはこの内容についてです。


答えはあなたの中にある!!

まず、今、現在、療法士業界・治療業界で行われているセミナーは、すべて参加すれば、何らかの学びは絶対にあるはずです。僕もセミナーを開催しているので分かるのですが、

基本的に、セミナーで講師が話す内容や講義資料などは、その講師が、長い間かけて、試行錯誤を繰り返し、失敗の中から得た上手くいったノウハウ・コツ・テクニックが満載です。

治療技術系のセミナーでも、講師の先生が試行錯誤を繰り返し、その過程の中で得られた、効果の高い手技を教えてくれるので、学ぶ側にとっては、宝の山です。絶対に!!

だけど、

セミナーに参加するには、時間とお金が必要です。

そして、どちらも無限にはありません。有限です。

だから、手当たりしだいセミナーに参加するのではなく、参加するセミナーを絞った方が良いと思います。

僕たちは、そんなに器用ではありません。世の中の治療手技を全てマスターするなんて、不可能に近いです。


参加するセミナーの決め方・絞り方

この答えは、他人ではなく、あなたの中に答えがあります。

「自分は、1年後・3年後・5年後どんなセラピストになっていたいか?」
この質問を自分自身に問いかけて、答えを出して下さい。(できれば具体的に。金銭的な収入面も含めて)

仮の話です。もし、あなたの答えが
「自費診療分野で活躍し、サラリーマン時代よりも多くの収入が得れるセラピスト。自費でもしっかりとリピートを取れるセラピストになりたい。」

このような、内容だったとしましょう。
(繰り返しますが、仮の話です。一人ひとり、理想のセラピスト像は違うと思うので、あなた自身の答えを出して下さいね。)

だったら、その理想を最短で達成するための知識や技術が身に着くセミナーにのみ参加しましょう。

病院や施設勤務なら、目の前の担当患者さん、全てに対応できる手技や知識が必要です。

だけど、自費分野は別です。


自費分野は、あなた自身で、来て貰う患者さんを選ぶ・絞る必要性があるのです。

「肩こりも・腰痛も・自律神経疾患も・脳卒中後遺症も・難病も・リウマチも・体質改善も・小顔とO脚矯正も、全て得意の整体院です。」

こんなメッセージのHPやチラシでは、患者さんは一人も来てくれません。

腰痛専門!!
肩こり改善日本一!!
美容整体専門!!

このようなキーワードでないと、患者さんは来てくれないのです。

僕は、臨床1年目の時に、外来の慢性腰痛や五十肩の患者さんの治療が全くできませんでした。20分間、理学療法を行っても、何ら改善しないのです。それが、来る日も来る日も。

僕の担当患者さんは、痛みがまったく変化しないので、辛かったと思いますが、僕自身も、セラピストとして、もの凄い無力感を感じ辛かったです。

この経験があって、「慢性腰痛や慢性のひざ痛・肩痛を改善できるセラピストになる!!」という目標を、臨床2年目の頃に立てました。

あとは、その目標に向かって、慢性痛の原因を学べる勉強会や、慢性痛改善テクニックを学べる手技の勉強会に参加していきました。
(とっても有名な先生にも、たくさんのことを教えて貰いました。)

そして、気がつけば、起業し、今は、慢性痛でお悩みの患者さんがたくさん来てくれる整体院を経営できるようになりました。
(今日も、慢性腰痛でお悩みの患者さんが、電車で1時間以上かけて来てくれました。)

当時(臨床経験2年目の頃)は、「目標設定」の重要性など理解していませんでしたが、振り返ってみると、やっぱり目標設定は重要なんだと痛感しています。

ということで、答えはあなたの中にしかありません。

「自分が1年後・3年後・5年後、どんなセラピストになっていれば幸せや充実感を感じるか?」

この質問を自分に問いかけて、あなただけの答えを出して下さいね★


追伸

自費の整体院やマッサージ店に通う人の多くが、慢性腰痛症です。だから、慢性腰痛を改善できるテクニックを持っていると、あなたの活躍の場は大きく広がると思います。

もし、あなたの目標が、「自費分野でも通用するセラピストになりたい!!」

であれば、8月に開催する腰痛改善セミナーに参加してみませんか?

詳細は、コチラです。
http://bllz-group.com/business/schedule.html