少し想像してほしいことがあります。
今日、あなたの目の前に新規患者さんが来たとします。
80代の男性 診断名は脊柱管狭窄症
常時、腰が痛くて、連続で歩ける距離は3分程度(間歇性跛行)
20年前から、慢性腰痛があり、高齢という理由で、手術も不可能。
さて、あなたは、こんな患者さんの担当になった時、どんな心境だろうか?
① 高齢だし、手術適応だし、20年以上も前からの腰痛なんで、改善は厳しいだろうなぁ。
② 高齢でも、20年以上前からの腰痛でも関係ない!!最高のリハ・治療を提供して、腰痛や間歇性跛行を改善の方向に持っていく!!
今日のブログは、①の心境のセラピストには、ぜひ、続きを読んで貰いたい。
正直に言います。
①の心境は、過去の僕の心境でした。数年前までは、知識不足で、「腰痛の本当原因」もわかっておらず、技術も未熟だったので、慢性腰痛の患者さんを改善させるなんて、絶対に不可能でした。
患者さんに「リハビリの先生、良くなりますかねぇ?」
と聞かれても、
「○○さんは、本来は手術しないと治らない腰痛なんで、なかなかリハビリでの改善は難しいかもしれませんね。」
こんなあいまいな返答ばかりしていました。
「改善は無理だよなぁ。」という声と
「なんとかして、少しでもこの人の腰痛を楽にしてあげたいのに…。」
という相反する会話が、僕の心の中でありました。
そして、月日は流れ、僕は、今、自費整体院を経営しています。
もちろん、上記のような、80代の脊柱管狭窄症の方も、施術を受けに来られます。
もし、僕が、自分の整体院に来てくれる80代の慢性腰痛症の患者さんに対して、結果を出せなければ、僕の整体院は潰れてしまいます。家族まで路頭に迷う羽目になってしまいます。
だから、僕は、必死に勉強して、治療技術を高めてきました。だから、今の僕は、基本的にどんな高齢でも、たとえope適応だとしても、慢性腰痛症に対しては、患者さんが感動するような結果を出せるようになりました★
こんなかんじで
今日、84歳の脊柱管狭窄症でお悩みの患者さんが来られました。
病院では手術が必要と診断を受けるが、高齢の為、保存療法を選択。
問診すると、20年前から、腰が痛くて、今は、座っていても寝転んでいても腰が痛くて、足もしびれるとのこと。
立位姿勢はこのような状態
誰が評価したって、アライメントは崩れていて、筋は短縮していて、骨も変形していることは、わかりますよね。
ここから、施術開始!!
施術後は、これぐらい変わりました★
もちろん、完全に痛みがなくなった訳ではないが、施術前が痛み10だとすると、施術後は3ぐらいとのこと。
今まで、どこに行っても、全く変化しなかったので、今日、僕の施術を受け終わって、凄く喜んでくれました。
この患者さん、同年代の奥さんとの二人暮らし。毎日、奥さんと食料品の買い物にいくらしいのですが、その買い物が苦痛で、苦痛で仕方がないとのこと。
次回の予約も取って帰られたので、なんとか、買い物が楽にできるように、僕も精一杯アプローチさせて頂くことをお約束しました★
もし、あなたが腰痛の治療に自信がないなら
1日だけ、僕に時間をくれませんか?
8月に大阪と横浜で、「慢性腰痛症を改善させる手技」のセミナーを開きます。
どのように評価と治療をしたら、今日の写真の患者さんのように、高齢でも、ope適応でも、20年以上の腰痛でも、
しっかりとした結果が出せるのかをお伝えします。
(実は、意外に簡単なんですよ。)
もし、あなたが、手術適応の高齢患者さんの腰痛を、楽にすることができたら、きっと、今よりも仕事がめちゃくちゃ楽しくなると思います。
僕は、そのお手伝いをしたいので、今回のセミナーを企画しました。
慢性腰痛の治療に自信がない方こそ、ぜひ、セミナーに来て下さい★
申込は、コチラから
http://bllz-group.com/business/schedule.html
追伸
写真の患者さん。実は自分の意思で僕の整体院に来たわけではありません。家族が僕の整体院のHPを見つけて、はんば、強引に連れてこられた状態でした。
つまり、最初から、僕の施術になんの期待もしていない。
(まぁ、今まで、たくさんの治療法を受けてきたのに、全く変わらない経験をしているのだから、無理はありませんが)
こんな心境の患者さんの心を開いて、回復へのモチベーションを上げてあげるのも、僕たちの大切な仕事だと思います。
そして、その為には、治療技術だけでは、不可能です。
やっぱり、卓越したコミュニケーション能力がないと。
これが、僕が日頃から言っている、「治療技術とコミュニケーションの両方が大事」という意味です。
僕は、この人から、患者さんの心を開く、コミュニケーション技法を学んでいます。
http://ameblo.jp/question-therapist/entry-11543450466.html