うまくかける自身は無いのですが、
思い出サルベージさんも以前に書いていただいていた
のですが、やっぱり、きちんと書いておこうと思います。
みなさんにご協力いただいて、今日まで写真洗浄を続けさせて頂いています。
もちろん、一枚一枚には、持ち主の方のストーリーや思い出がつめられていることは、
承知の上ですが、中でも心に響いた写真がありました。
ある日の作業中、、、
「あ、これ見て、島原復興支援って書いてある。」
1990年から1995年の雲仙普賢岳の噴火(雲仙岳の wikipedia ページはこちら
)、
1991年の大火砕流は、消防団や火山研究者を始め、43名の死者行方不明者を出しました。
当時、全国から多くの援助を頂きました。
そのアルバムには、仙台で行われた、島原復興支援チャリティーのための日本舞踊の、パンフレット及び写真が納められていました。
私は、運命論者ではありませんが、
この写真がここにあること、洗浄に携われること、「運命」と感じずにはいれませんでした。
つながっている、と書くと、安っぽくなるかもしれません。
それでもあえて、書きます。
つながっていると感じました。
長崎県民として、
当時、復興支援をして頂いたことに、心から、感謝し、
また、その写真を洗浄できることに、心から、感謝しています。
このアルバムとの出会いが、活動の大きな推進力のひとつになっています。
東日本大震災のあと、島原市からはご恩返し号
が出動しました。
先日の九州豪雨被害の時には、東北からご協力をいただきました。
「つながり」、カッケーです。
もちろん、全ての写真にはストーリーがあります。
これらの写真が、持ち主の方の力になることを願って、
心を込めて、明日も洗浄活動を行います。