学校の授業時間が短縮される傾向にあります | Seeds&Universe 子どもの創造性を育むタネを蒔こう!!必ず育つから・・・

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子どもたちに創造性の種とその種が育つ場を創ったり、子どもたちの創造性の源泉がどこにあるのかを科学実験教室や様々なワークショップなどで子どもたちと関わりながら探究しています。

学校の授業時間が短くなる傾向があります。

小学校でいうとこれまでの45分授業から最大10分短くなるかもしれません。午前中に5時間授業をし、給食食べて午後は1時間だけで終わりみたいな感じです。

また、1コマ当たりの時間は変わらなくてもこれまであった5分休みがなくなるケースもあります。この場合、理科室などの特別教室への移動や体育の着替え、当然トイレに行くなどの時間は考慮されていませんので、実質、授業時間が削られることになります。


なぜ、そんなことをするのでしょう。大きな理由は先生方の働き方改革です。授業時間を短くする→授業終了時刻が繰り上がる→事務作業や教材研究の時間ができる→先生方の帰宅時刻が早まる•••というところでしょうか。


自分たちが早く帰るために子どもを犠牲にするのか•••みたいな批判はお門違いです。


どれだけ先生方が働いてるか•••

先生方の勤務時間はおそらく8:15〜16:15の8時間勤務だと思われます。

多くの一般企業は9:00〜17:00だと思われるので勤務時間は同じです。


では、実際どうなのか?小学校の開門時間は8:00のところが多いようです。また、毎日ではありませんが、登校指導といって子どもたちを校門で出迎えたり、学校周辺を周ったりすることもあります。


お昼は給食指導と言って子どもたちと一緒に給食を食べます。休み時間ではないのです。


副校長、教頭という立場の先生は7:00には出勤されている先生が多いようです。


で、勤務時間終了の16:15に帰ることができる先生はほとんどいません。

20:00、21:00過ぎまで職員室の灯りがついているなんてことは日常茶飯事。これで残業代がつくかといえばつきません。給特法というのがあって残業代が付かない代わりに基本給の4%が給与に上乗せされているからです。基本給が30万だとしたら月額12,000円で働かせ放題というサブスク方式なんです。


果たして、授業時間の短縮が先生方の処遇改善につながるのかどうか、注視していきましょう。