カウンセリングを受けて、元気になりたい？なりたくない？

こんにちは。

大阪・南森町にあります、「カウンセリングルーム　こころの相談室大阪」の橘です。

アダルトチルドレン（生育歴からくるものの捉え方で、現在しんどく感じている方のことと思ってくださって良いでしょう）や共依存、パニック障害、予期不安、過呼吸、恋愛依存症（依存症全般）、対人恐怖症、その他精神的症状全般（うつ症状、躁鬱症状）の克服のための心理カウンセリングを大阪で行っております。

今回の内容は、「カウンセリングを受けて、元気になりたい？なりたくない？」なんですが、もちろん、カウンセリングに来られる方のすべての方が今の症状をどうにかしたいと思われて予約、来談されています。

ただ、問題は、頭では「今の症状を克服したい、どうにかしたい」という決意で来談されているのですが、頭の奥深くではそうでないことがあります。

というのは、例えば、小さい頃から「自分に価値はない」という思いと、「怒り、不安」の感情を持って生きてこられたとしましょう。

これらを長年持ち続けるほど、「自分に価値はない」という思いと、「怒り、不安」の感情を持っている自分のほうが自分らしさを感じてしまいます。

逆に、「自分の存在は価値がある」などと思うことのほうが脳としては納得できなくストレスを感じるので、そう思うようにしたいという気持ちと、それに反対する気持ち（そんなの思えなくていいじゃん！）があって、反対勢力が勝ってしまうことがあるんです。

そうなると、残念なことですが、カウンセリングはやめておこうとなります。

「怒り、不安」の感情も同じで、これらの感情を持っているとしんどいけど、持っている自分のほうが安心感となじみ深さがあるので、「怒り、不安」の感情を持ち続けたいと脳の奥底で思ってしまいます。

これらが、カウンセリング中断の原因となるのです。

ただ、絶対と言えることは、

「しんどい考え方や感情は、時間が経過しても、お薬を飲み続けても、なくなるわけではない」ということです。

むしろ、年齢とともに、心と身体のエネルギーも低下し、ホルモンバランスも乱れるので、余計しんどくなってきます。

ですから、早めにカウンセリングで心理療法を受けられ、克服しておく必要があります。

このようなケースが今回あったため、「カウンセリングしていけば楽になれるのに」という思いがあり、このことを分かっていただき、カウンセリングを続けていただければと思い、今回書かせていただきました。

今日も、「カウンセリングルーム　こころの相談室大阪」

カウンセラー橘のブログをお読みいただき、ありがとうございました。

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