こんにちは。
人材育成コンサルタントの鈴永啓子でございます。
「真実と誠実なくしては、礼儀は茶番であり芝居である」
5千円札の肖像、新渡戸稲造さんのお言葉です。
人材育成をお手伝いさせていただく際、
一番の問題はそこです。
社員の方々の目的や正しさの方向が違ういといいますか、
日本人が昔から得意な丸暗記方式で、
形から入り、
マニュアル通り間違いのない形で終わる・・・・・・
そこで完結している例がとても多い。
人に接しているという意識よりは、
プロセスをこなすという意識が勝っている・・・・・
そして、この”こなすことへの満足”が、
実は成長を遅らせている。
確かに、新しいことを覚える際は、
基本を知ること、覚えることから始まるので、
その過程は必要なのです・・・・・・
が、
その先にあるものが、”人の心”だと忘れがち。
”応用”や”柔軟性”という文字が育たないまま時間が経ってしまうのです。
これを英語教育に当てはめると分かりやすいかもしれませんね。
基本はあくまで基本で、
世の中、基本パターンに当てはまるケースのほうが少ないように思えます。
例えば、
電話対応で最近多いのは、
企業の守りが入った数々の必要ない外張りを埋める確認会話。
全ての人に同じ対応で、
電話相手は置いてきぼりです。
「賢さ」というのは、
いかに目の前にある新しい状況にうまく対応できるか、
いかに、目の前の人の気持を上向かせるか、
もっと言えば、幸せに出来るか・・・・・
究極はそこなのではと感じます。
5千円札が手元に回ってきた際は、
是非思い出していただけましたら・・・・・(笑)
また台風が発生していますが、
楽しい週末をお過ごしください
お願いできましたら嬉しいです
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東日本大地震・津波で親を失った子どもたちへの特別一時金や心のケア活動の募金
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