ペースメーカーは爆発する?! | 地域包括支援センターの在宅支援日誌♪

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地域包括支援センター主任ケアマネのいくこです。高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センターの日々のあれこれやプライベートなど自由に綴っています。

心臓の鼓動が

正常にはたらくように

手助けをしてくれる機械が、

ペースメーカー

心臓ペースメーカーです。

 

 

ケアマネジャーと介護家族の癒しを提案♡

自分の人生に好きなことを♪

現役ケアマネジャー

ケアライフスタイリスト

ワークライフスタイリスト®の いくこです。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

今日

勤務する介護老人保健施設で

ターミナルケアの男性の方が

お亡くなりになりました。

 

 

K様 74歳、要介護4で、

15年前から

様々な疾患で入院手術を

繰り返しておられ、

 

 

 

脳出血による半身麻痺や

言葉を話せない失語症が

後遺症としておありでした。

 

 

 

6年前に

不正脈で

心臓の鼓動が遅くなる徐脈で

心臓ペースメーカーの

埋め込み術を受けられたのです。

 

 

 

入所利用されて約1年

昨年末から

誤嚥性肺炎を繰り返しておられ

 

 

 

5月上旬には

発熱により、身体状態が著しく低下

ご家族は、入院を希望されず

施設で対応できる医療範囲で構わないとの意向で

ターミナルケア対応を希望されたのでした。

 

 

 

大好きな食べ物は、

アイスの[ガリガリ君]で

1年中、毎日1~2本食べておられ

 

 

フロアーの詰所前で

言葉はほとんど出ないのですが

「うん。うん。」と言われながら

笑顔で[ガリガリ君]を食べておられた姿が

忘れられません(;_;)

 

 

心臓ペースメーカーの話から

それてしまいましたが・・・

 

 

ターミナルケアのご意向を

ご家族から確認させていただいた際に

施設医は心臓ペースメーカーの取り出しについても

ご家族とお話もしており、

ターミナルケアの依頼書を頂いておりました。

 

 

 

心臓ペースメーカーは、

鎖骨周辺に埋め込まれていて

火葬の際に

「破裂」する恐れがあり

破裂すると

ご遺骨の中で一番大切にされている

「のど仏」が損傷される可能性もあるそうで、

 

 

 

お亡くなりになってから

施設医が心臓ペースメーカーを

取り出しました。

リードと呼ばれる導線で

心臓とペースメーカーが繋がれているのですが

 

 

 

長いリードを引き出し

ペースメーカーを取り出され、

 

 

 

その後は

切開した皮膚を

丁寧に縫合され、

看護職員と介護職員が

エンゼルケアをさせていただきました。

 

 

 

K様には、

必要不可欠な心臓ペースメーカーが

取り出されて

本当にお亡くなりになったことを

目の当たりにして

涙が溢れてきたのでした(;_;)

 

 

 

K様、ありがとうございます。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

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当たり前に寝起きしている

当たり前はすごいこと

当たり前はありがたいこと

当たり前に感謝✨

 

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