北の国からこんにちは!
マリーです。
最近、ブログの更新ができていません

といいますのも、今年の目標のひとつに本を読むことを掲げておりまして、もっぱら読書に励んでいるからです。
図書館から借りているため、返却期限があります(期限があるおかげで、読めるとも言える!)。
娘の昼寝中や就寝後など、スキマ時間に慌てて読んでいる状態です。
読書自体は楽しく、新しい知識を活字から得られる体験は喜びです。
紙の本ってすごいですね。
読んでいたら、干からびた泉に水がポトポト染み込んで、次第に水面ができて上がってきて、、、
それが鏡みたいに凪ていて静かで幸せだなあって思いました。
産後1年の間、私は紙の本に飢えていたんだな〜

読書の喜びにひたる一方で、ブログの下書きが進められないというジレンマを感じています

育児中の時間の使い方は、難しいですね〜。

2020年11月、39歳で初産。
北海道で10歳年上の夫と
娘(チビマリ)と3人暮らし。
1LDKでも工夫して育児を楽しみたい♪
読んでよかった4冊のレビュー
最近読んだ本のうち、育児中に読めてよかったと思ったのは以下の4冊です。
いずれも子育て中の親御さんにおすすめできる内容です。
簡単ではありますが、備忘録として感想を残してみます。
ケーキの切れない非行少年たち
実はこの「ケーキの切れない非行少年たち」を読むのは2回目でした。
1回目は出産前。
子育て中の今、再び読んでみたくなりました。
内容はとても衝撃的です。
私は自分の理解で端的に書きますので、専門的な言葉の理解など間違っていることがあるかもしれません。
ぜひ本書を読んでいただければと思います。
非行少年たちの中には、かなりの割合で知的障害や発達障害、境界知能(知的障害と診断されてはいないが、IQが低く日常生活に苦労がある)である人がいるということ。
実はこの事実、本書を読む以前に警察関係者の知り合いから聞いたことがありました。
その知人いわく、そうした事実は障害がある人への偏見を助長する可能性があるので公にしにくいそうです。
本書からは、その触れにくい部分を明らかにして支援が行き届くようにし、社会をより良くしようという著書の意気込み(勇気)を感じました。
障害だけではなく、境界知能も幼少期から見つけて適切な支援を受けられるようにすること。
それが犯罪を減らし、その人も生きやすくなり、普通に働いて納税できるようになれば、社会の負担も減るということです。
(納税の部分は、自分が無関係だと感じている民間人に興味を持ってもらうために著者があえて書いたように感じました)
2回目の今回、心に残ったのは幼児への性犯罪についてです。
私は1歳の娘を育てていますので、他人事には思えません。
(もちろん、娘に境界知能や知的・発達障害があったら?という視点でも読みました)
幼児への性犯罪というと、生まれ持った性癖=幼児性愛者がやめられずに行うイメージがありました。
もちろんそういうケースもありますが、著者が実際に非行少年たちのカウンセリングをしていて発見した原因のひとつに、「いじめ」があるそうです。
うまく空気が読めなかったり、勉強の理解が遅かったり、運動機能に障害があったり…彼らはいじめの標的にされやすいのです。
長年いじめられてきた彼らは、その鬱憤を晴らすために非力な幼い子を狙って性犯罪をしてしまう面があるということです。
私はショックを受けました。
いじめが、いじめられる人を犯罪者にしてしまう。
そして無関係な幼い子を被害者にしてしまう。
そしておそらく、いじめる子も、心に何らかの問題を抱えているのでしょう…
私の頭の中には、黒いモヤモヤがぐるぐるぐる…………
人間が社会を作って生きていく上でぶち当たる難題。
私がひとり考えたところで解決できないのでは?という無力さに苛まれます。
しかし著者は、この問題を避けずに乗り越えよう、問題が生まれないように社会の仕組みを考えよう。
そんなふうに呼びかけているように感じられました。
まずは、知ることから。
知る人が増えれば、「社会の当然」が変わります。
続編も読ませていただきました。
↓ ↓ ↓
支援者同士のいさかいや、支援者が頑張れなくなることなど、読んでいて胸が痛くなりました。
私はまだメンタルクリニックに通院していますが、すでに頑張れる状態ですし環境も恵まれていますので、もっと力を発揮したい、そしてその延長線上で社会の役に立ちたいと思いました。
誰かに認められたい、役に立ちたい。
その点は非行少年たちと変わりません。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
言わずとしれたベストセラーです。
すでに読んだよー!という方も多いですかね?
続編とともに2冊いっきに読みました。
続編の表紙のカラーにも注目↓
イギリス在住の日本人である著者は、アイルランド出身の夫と息子と3人暮らし。
息子の成長を通して、自然と人種差別や経済格差などの社会問題を身近に感じられる、良質のエッセーです。
私は社会問題に疎い方ですが、子育てを始めてから少なからず考えるようになりました。
今の子育ての環境、そして娘のチビマリが年老いてなお豊かであって欲しい将来。
とまあ、難しいことはおいておいても、面白くてイッキ読みできます!
文章も読みやすいです。
文体が誰かのに似ている…?と思ったら、山田詠美さんの短編小説のような歯切れの良さがあります!
体言止めの使い方、ウェットにとんでいるところや、英語をカタカナで表現する感覚も似ていて、山田詠美ファンとしてはムフムフしてしまいました
とにかく育児エッセーとして秀逸。
そんな考え方もあったか!?
息子くんの感性すごすぎん!?
学校で政治を考えるのいいね!
成長早くてちょっとさみしい…
子どもとの距離感や、何を信念に育てるかなど、著者を先輩ママだと妄想して読むと楽しいです
そして、多様な考え方や感じ方を知ることで、ギューッと狭くなっていた視野が拡がって、すがすがしさを感じられました。
幼児を育てていると目の前のことに追われて、毎日が過ぎていきます。
でも、この本を読むと「あ、そういえば世界はもっと広かったんだった」と肩の力が抜ける感じがしました。
子育て中の息抜きにもおすすめの2冊です。
(続編までぜひ読んでほしいですー!)
