メディカルスクールライフ アメリカ研修医生活 -16ページ目

メディカルスクールライフ アメリカ研修医生活

2007年アメリカ人の旦那と結婚。
2010年自由の国アメリカで医師になりたいと決意。
2019年念願のメディカルスクール入学。
2025年内科医研修医になる。

アメリカで医学部に入るには学校によって条件は少し異なるのですが、大体の出願条件は

 

・4年生大学を卒業している。

・必修科目を履修している(prerequisites)。

   生物学 College biology

   化学 College chemistry (General college chem, Organic-chem, Biochemistry)

   社会学 Sociology and behavioral science

   数学 College math (Calculus, Statistics)

   物理学 College Physics

・Personal statement

・MCATスコア

・医療機関でのボランティア経験

・理系の大学教授からの推薦状

・理系以外の大学教授からの推薦状

・医師からの推薦状

 

アメリカの医学部出願でユニークだなと思ったのは、医療機関でのボランティア経験や、医師からの推薦状が必要な所です。わたしは2つの病院で3年間ボランティアをしました。患者さんのサポートを通し、医師や看護師、医療機関に携わる人と交流が持てた事で、医師になりたいという思いをもっと大きくさせてくれました。今まで病院嫌いだったわたしが、病院で患者さんのサポートをしていると、わたしはここにいるのが一番合っているなと何故かふと思ったのです。

手術室でのボランティアをしている時の事。ボランティアのわたし達も手術室に入れてもらえます。わたしの夫は心臓の手術をしているのですが、その外科医に偶然にもその場でお会いする事ができました。わたしの事も覚えていて下さり、その外科医の手術室に入れてもらいました。また偶然にも夫と同じ手術をする患者さんのケースでした。まだ医学の知識のないわたしにも、簡単な表現で、今何をしているのか細かく説明して頂きました。これは本当に貴重な経験でした。

医療機関のボランティア経験で期間の長さの指定はないのですが、わたしは3年間で合計1,100時間ボランティアをしました。またボランティア中に交流を持てた麻酔科医、家庭医に推薦状も書いて頂きました。

医学部出願前に医療機関でのボランティア経験が必要というのは、とても納得できます。医療機関にボランティアとして携わる事で、現場で本当の医療を体感できます。その経験を通して、本当に自分は医師になりたいのかという確認ができると思いました。