私たちの体を構成する全ての細胞は
ちょうどイクラのような構造をしていて
細胞膜という膜で包まれています。
その細胞膜はタンパク質と脂質できているのです
この膜の油のバランスによって
その細胞の機能に違いが生じることが
近年、
次々と研究され発表されるようになりました。
免疫を司る白血球
血液の固まりやすさを左右する血小板
脳内の神経細胞に至っては、
その約65%を脂質が占めているんです!
当然、脳の働きにも多大な影響を与え
抑鬱状態やストレスによる
イライラ感やキレやすさなどにも関わってきます。
肌や髪の毛、爪などにまで影響が出るので
見た目の若々しさもそれによって変化します。
今回から、しばらく
油〜脂について考えていきたいと思います。
さっそくですが、
油と脂の違いってご存知ですか?
一般的に
植物油のように常温で液体のものを「油」
動物性のように常温で固形のものを「脂」
と書きます。
ちなみに
皮下やお腹についたポッコリのアブラは……
そう、
『脂』です。
植物性油は、
菜種、大豆、オリーブ油など、
動物性脂は、
ラード、バターなどです
例外として
植物が原料のカカオやココナッツオイルは
常温で固形なので「脂」、
一方、
イワシオイル(EPA.DHA)は動物性ですが、
常温で液体のため「油」と書きます。
魚を主食とするアザラシのオイルも
油とすべきでしょうかね⁇
両方ありそうですが……