運動、とくに有酸素運動が、生活習慣病の予防に役立つことは周知の事実です。

では、毎食後に行う「ゾンビ体操」はどの程度の効果を発揮してくれるのでしょうか?

本日、外来を受診された糖尿病とその予備軍の3名の患者さん

左がゾンビ体操実施前  →  右がゾンビ体操導入3ヶ月後

58歳 女性
HbA1c 7.0%   → 6.8%
早朝空腹時血糖値 130mg/dl → 124mg/dl

62歳 男性
HbA1c 7.2%   → 6.9%
早朝空腹時血糖値 136mg/dl → 130mg/dl

48歳 女性
HbA1c 6.5%   → 6.1%
早朝空腹時血糖値 118mg/dl → 106mg/dl

いずれも食事の制限は努力しているおのの、なかなか運動療法を実践していただけなかった方です。

そこで、ゾンビ体操を指導し、約3ヶ月間毎食後にゾンビ体操を実践してくださいました。

その結果が上記のごとくです。

HbA1cとは1-2ヶ月の血糖値の平均値に相当する指標です。

糖尿病患者では、HbA1c7%未満が合併症予防のための目安となります。

HbA1c6.5%以上は糖尿病型になりますので、3人目の方は非糖尿病型へと改善傾向となりました。

いかがでしょう!?

簡単で短時間のゾンビ体操を、毎食後に行うことが、このような改善効果を発揮したことは、

私自身驚きと喜びを隠せません!まずは、体を動かしてみることが大切ですね。

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