ヒサコandジュンコさんたちに感謝を伝え再会を祈って、
もう少しあたしたちは進みます。
いまだ、Yちゃんと連絡がとれないまま(当たり前)目的地アランボールに着いちゃいました。
この時のあたしたちの心細さといったらなかなかなもんです。
Yちゃんと連絡が取れるとおもって来たのだけど、
きちんと詰めて連絡とってなかったんですね。あたし。
宿の名前すら聞いてなかったし・・・
だけどね、なんとかなるか!っていう、
根拠のない自信と変に楽観的な考えがこういうときグルグル頭をまわるのね。
仕方がないので、とりあえずビーチへ。

アラビア海との初対面!!
ビーチには(8時くらい)まだ人もほとんどいません。
すると旅の相方がAちゃんが、トイレに行きたい宣言。
海の家みたいのがいくつかあるものの、どうしていいかわからず、ドギマギ…
すると、Aちゃん砂浜に足を取られてコケて捻挫しました。
ついて数分で…笑
とにかく、ビーチのカフェにお願いしてトイレを借りてひと休み。
なんだかもう、とりあえず落ち着こう・・・
すると、あたしの携帯電話がなりました!
Yちゃんからの電話です!
飛行機の時間は伝えてあったから、心配して目覚めてすぐに電話してくれたのです。
電話番号教えてなかったよね~とかなんとかかんとか。笑
すぐにスクーターで駆けつけてくれて、
念願のインドでの再会‼‼
感動だよ~!ゴールしたよ~!
ひと安心です。
宿の客引きのおじさんに声をかけられ、
Yちゃんにどんなもんか部屋を品定めしてもらったあと、
(どのくらいのレベルの部屋でどのくらいの値段が妥当なのかもわからないあたしたちなので(^^))
とりあえずこの日はここに泊まることにしました。
一息ついてから
焼そばとビールでカンパーイ!
いろいろと最近の日本の様子やインドの様子を情報交換したり・・・しなかったり。
ゆるり。疲れたカラダにビールが染みます。
ここ、ゴアではお酒も肌の露出もタバコも自由だそう。
西洋人もたくさんいます。
ゴアは昔、ポルトガル領で、キリスト教なのだそうです。
大好きなお酒、飲めないかなあと思っていたから、うれしい(^^)
その後、スクーターを借りたほうが移動が自由だし楽だよ、というので、レンタルバイク探しへ。
Yちゃんがそのへんに座っているインド人に声をかけたりしています。
「バイクあるかい?」
「あるよ!一日350ルピーでどうだい?」
「高すぎだよ!あたしは一日200ルピーで借りてるよ!」
「うちのバイクは綺麗で調子もいいんだよ!」
「そんなに高いならべつを探すわ」
そんな交渉が何回かいろんなところでされました。
ところで、これね、
普通じゃどこでバイクを貸してくれるのかわかんないよ。
看板がいくつかあったけど、たくさんはなかったし。
結局Yちゃんのねばりの交渉で最安値の一日200ルピーで決まり。
ここでインドの厳しさと面白さを初めて目の当たりにしたのでした。笑
スクーター一台。
Yちゃんはあるので三人でどちらかが2人乗りでいく作戦!
ブレンダというきれいなおねえさんのところで黄色いのを借りました。
1週間分ね。
デポジットとして「パスポートを預けろ」というのに戸惑いながらも、
ブレンダの笑顔と宿の近くに住んでいるということで信じて1冊預けました。
さて、スクーターの練習…笑
実はあたしもAちゃんも、スクーター運転したことないんです…
免許はありますよ、もちろん。
Aちゃん練習、車はたまに運転するという彼女はすんなり走ります。
あたし。
絵に描いたようなペーパードライバー。
自信はもちろんありません。
だけど・・・
せっかくだから、ゴアの風を感じて走りたいじゃない!
エンジンのかけかたから教えてもらっていざ、道路へ…
スピードが怖くて30キロ以上だせない!
こちらの人はとにかくスゴイ速度で走ります。
クラクションを無意味に?プップ~!鳴らしながら…
これが威圧感…笑
しかも、すれ違いにチャカしてくるの。
こわい…
だけど、これは「慣れ」だよね!とか言いながら
まずはAちゃんひとりの運転であたしはYちゃんの後ろに乗って、
20~30分かけてとなりのとなりくらいのビーチまで!
ビーチのカフェでLEMONNANAという、生のミントを大量にミキサーにかけたのと、
レモンを絞った甘くて爽やかでおいしい飲み物を飲みました!

暑い気候にぴったりで、インドではこれしか飲みたくない!と思うほど!
日が沈む前には宿周辺にもどり、近くのスーパーで水など買い出し。
店に入るとき、土足厳禁というナゾの習慣…

夕ご飯は、友人に連れられてバイクで少し走った場所にあるレストランへ。
カラマリ(イカ)フライやエビカレーなど、海の産物をおいしくいただきました!

場所はどこであれ、ガールズトークで盛り上がる夜なのでした。
初めての夜。
この宿はバンガロー風の作りで、屋根と壁の間にすき間があります。
朝方目を覚ますと、薄紫色の鳥が迷い込んできたり、
リス?(ネズミじゃないと信じたい、でもきっとネズミ)が来たり、ヤモリも。
お客さんがたくさんきました。