私のインナーチャイルドは
育っていなかった。
そう気づいたのはライフコーチのトレーニングだった。
自分のコーチ役に
「私は服を着るのが好き。
だけど体にしっくりこない。
サイズのあった服を着ているのに、着られているようにいつも感じている。」
と何かの拍子でくちにしたとき。
その時によみがえってきたイメージがある。
それは
小5だった私が合唱コンクールのための練習をクラスメイト達としているとき。
私は生まれつき胸の骨が内側にへこんでいて、
その骨が心臓と胃を圧迫する、漏斗胸(ろうときょう)と言われる病気だった。
手術は順番待ちだから、
その順番がきたら電話が来る、ということだった。
電話は突然来た。
ドアをノックする音が聞こえ、皆の注目を浴びながら父があらわれた。
電話が来たから翌日には入院しなくてはいけないと手短に先生に伝え、
私はどうしたらいいのかわからずにいたけど、
父の後を追ってみた。
「どうしたらいいの?」ときくために。
でも、父は何も私に言わず家に帰ってしまった。
帰ったらいいのかわからなかった。
手術のこともよくわからず、
動揺し悲しくて寂しくて、でもそんな気持ちをどうしたらいいかわからなくて
練習に戻った。
家に帰っても父に
「どうして帰ったの?」と言えなかった。
言ったら大声で怒鳴られると分かっていた、
父はいつもそうだった。
そしてそれ以降、
体はどんどん成長しているはずなのに、
内側が伴っていない気がしていた。
自分に本物も偽物もないのに
私は偽物で、「中村加代子」という服を着た子供のように感じていた、
それを人から見破られるのが怖くて仕方なかった。
そんな偽物の私だから
私はいつも捨てられる。
私はけっきょく一人。
こんな私はダメだ。
ひとりでは幸せになれない。
本当にそう信じていたから、
つねに相手の顔いろを伺ったり、
「大丈夫だよね?あなたわたしのことすきだよね?」と相手にしつこく訊いていた。
と同時に
「本当の私を知ったら去ってしまうに違いない」と思っていたから
心が休まるときなんてなかった。
いつも自分を隠していなければいけなかったのだから。
私の恋愛関係を見直すと
たいてい相手が去っていく、というパターンがあった。
今思うと相手は父と性格が似てる。
- 感情を出すときは怒った時
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