2年目スタート | RIKOの家づくり日記

RIKOの家づくり日記

“神様の宿る家” ゼロ宣言の家のリアルレポート

あっという間に年は明け、月曜日から、日常の日々に戻っております 



すっかりダラけた生活リズムを元に戻しながら、こうして家族皆が体調を崩すこともなく、平和に過ごせている日常に感謝がいっぱいです 



幾つになった頃からでしょうか…こうした、当たり前の日常が当たり前ではなく、本当にありがたく幸せなことだと気づけるようになったのは…



我が家は、毎年、大晦日から夫の実家に泊まりに行くのが恒例です 



夫の姉家族(4人)も集まり、義父、義母、我が家の4人の、合計10人で2日まで過ごします



といっても、夫の実家は大きいわけではないので、一部屋に一家族が布団をいっぱいに敷いて寝る感じになります



築40年程の家は、ずっと灯油ヒーターをつけていても寒いです 



そして当然、乾燥します 



ちなみに、いい意味でオシャレ、ではありません 



でも、過ごしながらいいなぁと思うのです 



義両親が結婚して間も無くして購入した、当時でいうなら金利9%の時代の家です



夫はこの家で産まれ、育ち、その痕跡のしっかり残った家です



夫が小学校の時に図工で作ったスイッチカバーもそのまま 


家は団地の一番端にあり、その先は雑木林です



昨年、市から、管理もできないし、今後利用目的もないから、と、その500坪ほどの雑木林の土地を引き取って欲しいと申し出があり、譲り受けまして…



義父は、なんと一人で着々と開拓を進め、バーベキュースペースまで作りました


一日はここで皆でバーベキューです 



これ、雑木林を開拓して、コンクリをうって作ったスペースなんです 



ちなみに、その向こうに見える小屋?も、一人で建てています 



そして、これは給食室にでもあるような大きな鍋を切って、作っています

こちらは、孫達の大好きな焼き芋を石焼き芋で、とお菓子缶をまたもや切って、中に林で拾った石を敷き詰めて作ったものです

割と今、なんでも簡単に安く手に入る時代に、父は物に、愛情いっぱいに手を加え、家族を喜ばしています 



ちなみに、義両親は経済的には、全く困っていません



2人とも、生活の為ではなく、生きがいとして現役で仕事をしています



そう、元気です 



私はすでに、実の両親を亡くしました…



なので、とにかく、義両親には元気でいつまでも居て欲しいなぁ、と思っています 



いつか一緒に暮らすことになっても大丈夫なように、我が家にはそのスペースも準備があります



今のゼロ宣言の家は、広いし、真冬でもストーブを1日2時間くらいつけていれば、残り22時間はあったかい、考えられない程の機密性もあります 



そして、澤田先生自ら設計くださったその外観はオシャレです 



この家に義両親の家のような、あたたかい家族の足跡もオシャレに残しながら、将来、息子がお嫁さんと子供を、娘がお婿さんと子供を連れて、

帰らなければならない家


ではなく、


帰りたい家

でありたい、と 



その為には、まず、私たち夫婦が仲良く健康で、豊かであること、かなぁ 



このゼロ宣言の家で、素敵な家族の足跡、2年目スタートです