健康管理士(上級指導員)・認定エステティシャン・美容整体師
・ダイエットカウンセラー(認定講師)
・ハンドセラピーインストラクター
・セラピストの横山です。
健康生活を送るため~運動編~7. 運動を行うと身長が伸びる?
バスケットボール選手やバレーボール選手は身長の高い人は多いで
幼い頃からこれらのスポーツをしているので身長が伸びているのでしょ
【身長が伸びるとは?】
身長が伸びるとは、骨が成長する(伸びる)ということです。
骨は常に古い細胞と新しい細胞が入れ替わっており、新しい細胞の成長が増すことによって骨は大きく、太く、硬くなります。
人には「破骨細胞」と呼ばれる、古い骨を溶かしていく機能があり、これが骨のもろい部分を除去していきます。
そこに「骨芽細胞」と呼ばれる、新しい骨になる細胞が入り込み、新しくて強い骨を形成していくのです。
身長に関わるのは、骨と骨の間の関節近くの場所にある骨端線と呼ばれる軟骨部分です。
この部分は、軟骨細胞というものが集まってできており、成長ホルモンなどの働きかけによって増殖し、層のように積み重なることによって骨が伸びます。
【運動と身長の関係】
適度な運動は身長を伸ばすといわれており、これは科学的にも実証されています。
運動を行うことによって成長ホルモンの分泌が活発になります。
そうすると、骨の形成が早くなるので、身長が伸びるのです。
特にジャンプという運動動作は意に利が加わり、その信号が伝わることによって成長ホルモンが分されます。
成長ホルモンが分配されることにより軟骨細胞が増えて背が伸び、身長が高くなるのです。
ジャンプだけでなく、体を曲げる、反らすなどの全身運動の刺激によって栄養素の供給が促進され、骨が成長しやすくなるともいわれています。
また、体を動かすことによってその疲労感から夜は熟睡することができます。
【筋肉と身長の関係】
よく、子どもの頃に「トレーニングのしすぎで筋肉をつけると身長が伸びなくなる。」と聞いたことはありませんか?
しかし、成長期は体がまだ未熟なため、ダンベルやバーベルなどを持った本的なウエイトトレーニングは行わない方がよいとされています。
発達段階にある子どもの骨は軟骨部分が多く、未完成の骨のため無理な力が加わるとケガをする恐れがあります。
また、骨折を起こすような強い外力でなくても繰り返し小さな衝動が特定の部分に加わることによってケガをしたり骨が
ケガをした部位の修復には成長ホルモンが多く働いてしまうので、結果的に身長が伸びにくくなる恐れがあります。
成長段階では自分の体重を負荷として行う腕立て伏せや腹筋背筋運動だけでも十分
また、運動を行った後はしっかりと筋肉をほぐし、ケガをなるべく少なくしてあげることが大切です。
運動を行うことによって、成長ホルモンの分泌を促し、骨の形成をし、身長を伸ばします。
しかし、運動だけでなく、外でのびのびと体を動かす鬼ごっこやキャッチボールなどでも十分効果はあります。
体を動かすことが重要なのです。
人生100年時代といわれるようになってきました。
世界的な長寿大国である日本において、
すべての人が元気に活躍し続けられる社会、
安心して暮らすことのできる社会を
つくることが重要な課題であり、
そのために3つの柱である
「食事」「運動」「睡眠・休養」のすべてを
バランス良く取り入れていくことが求められています。
あなたは「健康」について誰からアドバイスを受けたいですか?
健康寿命(生涯現役)を延ばす生活習慣を目指しましょう!
資料:日本成人病予防協会「ほすぴ」