厚生労働省が管理している健康に関する制度を紹介しましょう。
食品の分類としては、特定保健用食品、栄養機能食品があります。
特定保健用食品というのは、その効果に関する根拠を示したうえで厚生労働省が表示を許可するものです。
効果は医学的に証明されているものでなければなりません。
メーカーの申請に対して、厚生労働省では一つ一つの商品の検査が行われています。
もう一つの栄養機能食品は基準に適合すれば表示をしてよいというものです。
一定の栄養素が含まれていれば、メーカーの判断で表示をします。
特定保健用食品は厚生労働省のお墨付きをもらった健康食品ですから、健康に関して食品を選択するのであれば、この中から選ぶのが一番安心でしょう。
特定保健用食品と言っても、効果がある症状に関しては様々です。
例えば、高血圧の人の血圧を下げるもの、お腹の調子を整えてくれるもの、血行をよくしてくれるものなどです。
これは薬ではなく、食品です。
病気の治療薬としては使うことはできません。
病気にならないための補助食品と考えるべきでしょう。
自分の体調で気になっていることがあるのであれば、調べてみるのもよいでしょう。
病後や妊娠中、更年期障害などの病気というわけではないけれども体調がすぐれないという状況は多くの人でみられます。
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そのような人のための食品と言ってよいでしょう。
もちろん、若い人でも摂取している人は多いでしょう。
この制度ができてから、まだ数年しか経っていません。
これから、さらに広がっていくと考えられます。