電気のお話(3) ~蛍光灯と白熱電球の違い~ | アーテック工房のブログ

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先日のブログ で、白熱電球の光り方についてご説明しましたが、今回は蛍光灯の原理についてのお話です。


蛍光灯の発光原理は、水銀やアルゴンなどの期待を僅かに入れた真空のガラス管内に高い電圧をかけて電子ビームを飛ばし、電子と水銀やアルゴンが衝突した時に放出される紫外線が、蛍光管内表面の蛍光体に当たって発色するというものです。



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白熱灯は金属に電気が流れることで、金属が直接光を発しているのに対し、蛍光灯では蛍光灯内部の放電によって光を発生します。


また、白熱灯は直流・交流のどちらでも光を発生するのに対し、蛍光灯は交流である必要があります。



これと同じで車のヘッドライトを光り方の違いで分類すると・・・


・白熱灯型 ⇒ハロゲンランプ


・蛍光灯型(放電式) ⇒ディスチャージヘッドランプ(HID)


になります。



身近な照明でも光り方の原理の違いを調べてみるのも面白いかもしれませんね。